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甘さすっきりの「黒豆みりん」で、新感覚のおせち!

庄司いずみ

庄司いずみ

野菜料理家
100%植物性のみのレシピを紹介するブログ

『izumimirunの「vege dining 野菜のごはん」』で人気をあつめ、ブログを本にした初のレシピ本は7万部をこえるヒットに。

その後、『デトックス・ベジ』シリーズ(主婦の友社)が累計21万部を突破。

主宰する東京・代々木上原の「庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオ」では野菜料理やベジタリアン料理のクラスを開催。

『野菜食べ順ダイエット』、『料理がとびきりの味に プレミアム豆乳マジック!』(共に集英社)、好評発売中!

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庄司さんの新提案!

 

おせちの定番「黒豆」を
みりんで甘さすっきり仕上げ

 

100%植物性食材を使ったヘルシーレシピで人気の料理家・庄司いずみさん。豆を煮るのも大好きだとか。OurAgeでは「ヘルシー美味しい豆みりんレシピ」と題して、砂糖を使わずに本みりんだけで煮た煮豆「豆みりん」を3回にわたって紹介してくれました(第1回第2回では、大豆やミックスビーンズを使ったもの、第3回では黒豆を使ったレシピです)。

 

さて、あとひと月でお正月となり、今年のおせち料理はどうしようか…とちょっと気になり始めた人も多いのではないでしょうか。第3回でご紹介した「黒豆みりん」はすっきりとした甘味と奥深い旨味が特徴。おせち料理にもぜひおすすめです!

 

※基本となる黒豆みりんの作り方はこちら

 

本みりんの風味を生かした「黒豆みりん」はすっきりとした甘さなのでおつまみにもぴったりです。「おせちの定番、黒豆は甘味が強くて、あまりたくさん食べられない」という人にも喜ばれますよ。今年のおせちの黒豆は、ぜひ「黒豆みりん」にしてみませんか?さまざまなアレンジができるというのも魅力です。

 

シナモンとジンジャーで香りづけすると、ちょっぴりおしゃれ、上品な大人の黒豆になります。

 

 

黒豆みりんシナモンジンジャー

シナモンとしょうがの風味をきかせた、洋風メニューの前菜にもなる煮豆です。

ブラックビーンズを使うのもおすすめ!

20160810_0064

材料(作りやすい分量)

基本の黒豆みりん(煮汁ごと)……第3回で作った基本の黒豆みりんの全量

シナモンスティック……1本

しょうが……1片

 

作り方

1.シナモンスティックは半分に割り、しょうがは皮付きのまま薄切りにする。

2.材料をすべて鍋に入れて火にかけ、ひと煮立ちさせる。

3.粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかり冷やし、器に盛る。

※強火で長く煮立てると、皮がはがれるので注意。煮立ったらすぐに火を止める。

 

そしてもう1品。こちらは山芋を使った新感覚のきんとんです。

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黒豆みりんと山いものさっぱりきんとん

山いもは火が通りやすいので、手早く作れます。

しっかりと甘いきんとんにしたいときは、さつまいもで作ってみましょう。

20160810_0094

材料(4~5人分)

山いも……200g

黒豆みりんのつけ汁……大さじ3

黒豆みりん……適量

 

作り方

1.山いもは皮をむき、厚さ1㎝の輪切りにする。

2.蒸気の上がった蒸し器で柔らかくなるまで蒸す(または電子レンジで加熱する)。

3.2が蒸し上がったらマッシャーまたはすり鉢ですりつぶし、黒豆みりんの煮汁を混ぜる。

3.スプーンで3をすくって盛りつけ、黒豆みりんを散らす。

*甘みを強くしたいときは、豆みりんの煮汁を上からかけて調整を。

 

 

≪豆みりん Column≫ by 庄司いずみさん

そのほかのアレンジについて、庄司さんにお伺いしたところ…。「今回はおせち風にアレンジしましたが、もっとカジュアルな使い方もいっぱいあります」とのこと。「たとえば、甘さが控えめなので豆の煮込み料理に使ったり、サラダやちらし寿司のトッピングにしたりするのもよいでしょう。また、卵焼きに黒豆みりんを入れ、甘味付けとして黒豆みりんの煮汁を使ってもおいしいですね。果物と一緒に煮てコンポート風に仕上げればデザートにもいいですね!」

 

【今回使ったみりんは?】

原材料は国産米100%にこだわり、本みりん造りの要である麹づくりをはじめ、仕込み・熟成・充填に至るまで、すべての製造工程を国内の自社工場で行っています。 らくらく調節ボトル入り、500ml/¥395

●問い合わせ 宝酒造お客様相談室 ℡075-241-5111

 

撮影/鈴木正美  取材・文/瀬戸由美子

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『豆みりん』のおいしさの秘密は、使用する本みりんのおいしさ。「タカラ国産米100%本みりん」は、もち米と米麹から生まれた、豊富な糖とアミノ酸が深い味わいを醸し出します。

たとえば、オリゴ糖を中心にバランスよく含まれる9種類以上の糖が、まろやかな甘味を演出。また、米由来の18種類以上のアミノ酸で構成される複雑な旨味とコクは、豆の味わいをいっそう滋味深くしてくれます。

原材料は国産米100%にこだわり、本みりん造りの要である麹づくりをはじめ仕込み・熟成・充填に至るまで、すべての製造工程を国内の自社工場で行っています。

本みりんは、塩の入ったみりん風調味料とは異なり、効果としては、
味のしみ込みをよくし、生臭みを消し、煮崩れを防ぎます。
また、コク・うまみを出し、上品でまろやかな甘みをつけるのに適しています。加えて、てり・つやを出し、塩カド・酢カドを取る役割もあるのです。

 タカラ「国産米100%」本みりん

らくらく調節ボトル入り、500ml/¥395


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