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リマで気ままに街歩き(前編)

山本圭子

山本圭子

出版社勤務を経て、ライターに。『MORE』『COSMOPOLITAN』『MAQUIA』でブックスコラムを担当したのち、現在『eclat』『青春と読書』などで書評や著者インタビューを手がける。

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今回は読書ブログをお休みして、12月に2週間ペルーに滞在して見つけた、現地の魅力をお伝えしたいと思います。

 

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秘境マチュピチュの眺めは雄大!

 

 

ペルーと言えば、マチュピチュや地上絵のあるナスカなどが観光地として有名ですが、私がクローズアップしたいのは首都のリマ。
一般的な南米ツアーパンフを見ると、リマは(あったとしても)半日観光程度で、重点が置かれているとは言いにくいような……。
トランジットを含め、行くだけで丸一日はかかる国なので、10日間くらいのツアーの場合、主に飛行機で観光地をさくさく回るのが当然だとは思います。
でも、経由地にしておくにはちょっともったいないくらい、リマは素敵な街!とつくづく感じました。

 

 

そもそもなぜペルーかというと、次男がリマへ転勤になり、夫婦で暮らしているから。
海外慣れしていない私ですが、さすがに「こんなチャンスを逃す手はない!」と、長距離旅行を決心したのです。

 

 

出発は12月上旬。ペルーは地球の裏側なので、季節は初夏……といっても、日本のように四季があるわけではありません。
最高気温で言うと、夏季が平均26~27度くらいで冬季が平均18~19度くらい。最低気温はそこからマイナス4度~7度ほどだし、ほとんど雨が降らないので、かなり過ごしやすい街と言えそうです。

 

 

ちなみに私が滞在していた時期は、朝晩がTシャツ+ジーンズ+パーカ(羽織りもの)。暑くなる昼間はパーカーを脱げばよかったし、湿度は高いもののジメジメしてはいないので、とても快適でした。

 

 

さてツアーでリマを観光する場合、主に回るのは旧市街。中心になっているアルマス広場やサン・マルティン広場、1535年にこの地に首都を作ったスペイン人の征服者・ピサロが礎石を置いたカテドラルなどが見どころになっています。

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アルマス広場

 

 

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サン・マルティン広場

 

 

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クリスマス前だったので、サン・マルティン広場にはこんな像も

 

 

 

次のページに続きます。

数々の贅沢な建築物に圧倒され、ぼーっとしそうになりますが、このあたりの商店街はひったくりが多いので用心が必要。
地元の方々が買い物を楽しむエリアではありますが、一目で観光客とわかる日本人は手ぶらで歩いたほうがいいそうです。

 

 

私が旧市街を歩いたのは半日程度で、大部分を過ごしたのは新市街と言われるエリアです。

 

 

ビジネスの拠点&富裕層の住宅街で、おしゃれなレストランやブティックがあるサン・イシドロ地区。
ショッピングはもちろん、ビーチで海水浴やサーフィンも楽しめるミラフローレス地区。
アートの町として知られ、若者に人気の店が集まるバランコ地区。

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ミラフローレスの海辺

 

 

新市街は治安のいいエリアが多いので、毎日コースを変えて思う存分、お散歩を楽しみました。
とはいえ新市街は広いので、タクシーも必要。またタクシーに乗る際は、強盗対策のために、車外から手荷物が見えないようにするのがルールだそうです。やはり現地を知っている人と一緒のほうが心強いかな……。

 

 

散歩の途中で立ち寄ったのは、博物館や遺跡、レストランやカフェ、地元のスーパーやショッピングモールなど。
どこへ行ってもいろいろな発見があり、楽しかったのですが、特にご紹介したいのは料理やレストランなんです。

 

 

というのも、リマは食べ物がとても美味しい街なんです。中でもペルー料理は、日本人の味覚に合っている!

 

 

どうしてなのか…と、長くなってしまうので、ここで編集部からストップがかかりました。

この続きは後編で。リマのとっておきレストラン情報、楽しみにしていてくださいね。

 

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