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タンパク質のとりすぎは腎臓によくない!?/Dr.根来の体内向上プロジェクト

根来秀行教授

根来秀行教授

1967年、東京都生まれ。『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業「毛細血管」は増やすが勝ち!』(集英社)は版を重ね、台湾、韓国でも翻訳され好評発売中! ハーバード大学医学部PKD Center Visiting Professor、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。

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いし こんにちは。ぐうたらライターのいしまるこです。
腎臓の専門医でもある根来教授による「腎臓よろず相談室」ですよ。普段あまり意識することがない臓器だけに、改めて考えると知らないことばかりですね。

 

 

さて、今回の質問は石川県金沢市のSさんより、
タンパク質のとりすぎも腎臓によくないと聞きましたが、本当ですか?
というご質問です。

 

 

根来 こんにちは。根来秀行です。健康な人であれば、良質のタンパク質を積極的に食べたり、プロテインをとったりすることは特に問題ありません。
ただし、腎機能が弱っている人は、タンパク質の制限が必要になってきます。

 

 

いし それはなぜですか?

 

 

根来 タンパク質は体内で消化・吸収する際、尿素やクレアチニンなどの老廃物を多く発生します。するとそれらを濾過するのに腎臓に負担をかけてしまうのです。ですから、腎臓病になるとタンパク質の摂取量が制限されます。

 

 

いし 最近、肉食ブームですけど、腎臓に問題がなければいくら食べてもOK?

 

 

根来 腎臓に負担がかかるほど肉を食べる人はいないと思うので、そこまで気にしてなくても大丈夫ですよ。

 

 

いし 美容にいいからと、肉を主食にしている人もけっこういますよ。

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根来 お肉だけ食べすぎるような過度な肉食はNGです。肉は腸内に滞留する時間が長く、消化器系に負担をかけるので、バランスよく食べることが基本です。

 

 

いし 過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。

 

 

根来 肉は食べる部位によっては脂肪が多く高エネルギーになるので、肉好きの方は、肉の選び方も少し気を配るといいですね。
牛肉や豚肉はバラやロースよりヒレやもも。鶏肉は手羽よりむねやささみのほうが、脂質を減らせます。
調理法も、ゆでたり、網焼きや蒸し焼きにすると、脂質ダウンできます。
ストイックになることはありませんが、少し気をつけるといいと思いますよ。

 

 

いし 意識しているだけで違ってきますもんね。

 

 

 

 

根来 それではみなさん、今日も素敵な1日を!

Dr.negoro_photo

 

 

取材・文/石丸久美子 撮影/森山竜男 イラスト/浅生ハルミン

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