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青木晃先生の「ワインとアンチエイジングの夕べ」に潜入!

青木晃先生と言えば、「老化が病気を引き起こす」という観点から、
いち早くアンチエイジング医学を研究し、
ご自身でも徹底したアンチエイジングライフを実践。
驚くほどの若さをキープしてらっしゃる
名実ともに日本におけるアンチエイジングの第一人者です。

日本ソムリエ協会認定のワインソムリエの資格もお持ちで、
ワインに造詣が深いことでも有名。
美味しいワインを飲みながらの「アンチエイジングセミナー」と聞き、
さっそくやって参りました♪

 

 

場所はGINAZA SIXのトップフロアにある「THE GRAND GINZA」にて。
素敵な空間でのセミナーに期待に胸が高鳴ります♪

糖質はマイルドドラッグと知るべし!

セミナー内容はアンチエイジングになる食事法から始まりました。
まずは今、大注目の糖質について。
普段、何げなく摂取している飲み物や食べ物に、
驚くほどの砂糖が入っています。

 

旧石器時代の糖質摂取量は1年間でハチミツを小さじ20杯程度。
しかし、現代のアメリカ人は1日で砂糖を小さじ20杯以上!
明らかに糖質過多な時代と言えます。
糖質には麻薬のように常用性があり、
一度、糖質依存症になってしまうと、食べずにいられなくなるそう。
確かに、食べ始めるとクセになる!(笑)

 

お酒の糖質を比べてみると……
辛口ワイン(グラス1杯・100mℓ)には糖質0.06~0.24g。
甘口ワイン(グラス1杯・50mℓ)には4.5g。
シャンパーニュ(グラス1杯・100mℓ)には1.2g。
ビール(350mℓ)には12g。
日本酒(1合)には6.5~8g。
紹興酒(1合)には9g。

 

「最近ではシャンパーニュも、ドザージュと呼ばれる、糖分添加をしないものが人気です。糖質摂りすぎを避けるには、エクストラ・ブルット(糖質0~6g/ℓ)や、ブリュットナチュール(3gを/ℓ未満)を選ぶといいでしょう」(青木先生)

 

しかしながら、極端な糖質制限を長期的に行うと
それによる弊害も徐々に明らかになっています。

 

1:長期的な低糖質ダイエットは耐糖能を悪化させ、
糖尿病を招く可能性がある。
2:糖質をまったく摂らないと造血幹細胞の減少により、
動脈硬化につながる可能性がある。
3:長期的なタンパク質や脂質過剰食は肝機能の悪化や
動脈硬化を招く可能性がある。
4:糖質を1日の総摂取エネルギーの30%以下にした場合、
60%の人に比べて、脂肪率が31%上がるという報告もある。

 

「自己流で長期に渡る極端な糖質制限を
行うのは注意が必要ですね」

 

 

この日は青木先生の奥様によるピンチョス料理が用意されていました。
野菜やスーパーフード、肉、魚などがバランスよく配され、どれも美味♪
ワインに合いま~す♪

 

ワインのアンチエイジング効果では、
赤ワインに含まれるタンニンやアントシアニンには
認知症や動脈硬化の予防効果が。
1日1杯の赤ワインは乳がん予防の効果も!

 

「白ワインの有機酸は殺菌効果が高いことが判明されました。
生ガキにシャブリを合わせるのは、理にかなっているわけですね」

 

 

ファスティングは目的別に方法を変える!

 

次に、今流行りのファスティングについて!
実はファスティングは目的により4種類に分けられ、
その効果を無駄なく最大限に生かすには、
実施期間や摂取するものを考える必要があります。

 

 

例えば、自律神経をリセットすることが目的なら、
期間は2日(48時間)で、固形物を摂らず、
ヨーグルトを1日3回食べます。

糖質依存症からの脱出が目的なら、期間は3日(72時間)。
糖質(炭水化物)を摂らないようにします。

デトックスが目的なら、1日(24時間)、タンパク質をOFF!

エネルギーを入れないファスティングは、細胞のミトコンドリア機能をアップさせる(=抗加齢)ことがわかってきています。

こうした週末プチ断食を行うことで、
体脂肪や内臓脂肪の減少、便秘や不眠、疲労感、高血圧、
高脂血症、アレルギーの改善などが期待できます。

 

 

サプリメントは賢く摂ろう!

世の中には山ほどサプリメントがありますが、
どう摂取したらいいのか? 悩むところです。

 

そのポイントは……
まずは高品質なマルチビタミン&ミネラルをベースにし、
これにアンチエイジング効果のある
水素、アスタキサンチン、レスベラトロールをプラス!
腸の健康維持に腸管デトックス系、乳酸菌関連物質、食物繊維ものを。
脂肪酸はオメガ3系(DHA、EPA、亜麻仁油など)を積極的に。
免疫力アップには1日にビタミンCを2000㎎、
ビタミンDを2000IUを摂取するのが理想です。

 

 

本当に効いているのか? を確認するには……
「まずは1種類を2~3ヵ月続け、1ヵ月やめてみます。
体に変化がなかったら、あまり効果なし。
なんとなくでも、使っていたほうが快調なら効果ありと診断します」

 

 

さらに水素について言及……。
水素には抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、
エネルギー代謝を活発にする作用、アポトーシス(細胞死)抑制作用
などが考えられます。

水素の大きな特徴は……
1:悪玉活性酸素だけを選択的に除去する。
2:細胞内情報伝達システムに働きかけ、
さまざまなホルモン用物質の増減に介する効果がある。
3:体の弱いところを強くする作用がある。

「しかしながら、市販されている水素水はピンキリで、
80%は効果がなく、これを見極めることが大事ですね」

 

もうひとつ……
「健康や美容の情報をインターネットで調べる場合は
ひとつの情報をうのみにせず、
「必ず否定的な意見や情報も一緒に調べる
習慣をつけましょう!」とのこと。
確かにここ大事です!

 

 

 

さて、今回いただいたワインリスト。

1:泡 グラハム・ペック ブリュット・ゼロ 2008
2:白 オーカ シュナン・ブラン2017
3:白(オレンジワイン) クラヴァン ピノ・グリ2015
4:赤 グレネリー エステート・リザーヴ・ レッド2010

 

 

貴重な知識が得られ、さらに美味しいワインと料理で
ほろ酔いの至福の時間♪
やはり美味しいものを楽しくいただく……
それに勝るアンチエイジング方法はない気がしてきました♪
青木先生ありがとうございました♪

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