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食物繊維×オリゴ糖が嬉しい!腸活の最強食材「ヤーコン」

山田玲子

山田玲子

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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最近注目を集めている野菜、「ヤーコン」をご存じでしょうか?

南米・アンデス高地原産のキク科の野菜で、味わいはほんのりした甘みが特徴です。生で食べるとシャリシャリした歯ざわりが楽しめるので、「畑の梨」とも呼ばれているようです。

 

ヤーコン

 

見た目は白いさつまいもに似ていますね。ヤーコンは土の中にできるイモの仲間ですが、栄養面ではイモ類とかなりの違いがあります。

 

ヤーコンの断面

 

ジャガイモやサツマイモの主成分はでんぷん質ですが、ヤーコンには、でんぷん質はあまり多く含まれていません。そして、「水溶性食物繊維」と「フラクトオリゴ糖」が豊富というのが特徴です。どちらも健康、とくに腸活に役立つ成分として有名ですね。

 

水溶性食物繊維は、腸内でゲル状に変化し、便通を促して便秘を予防する効果があります。余分な糖や脂肪の吸収を抑え、排出を促す働きがあるので、血糖値の上昇抑制や肥満予防などの効果でも注目されています。

 

また、フラクトオリゴ糖は、胃や小腸で消化されずに大腸まで届き、善玉菌の増殖を助ける働きがあります。

 

ヤーコンは、水溶性食物繊維とフラクトオリゴ糖がタッグを組んで、腸内環境整備に働く、スペシャル腸活食材です。今日は、ほんのりとした甘みとシャキシャキとした歯ごたえを生かして、サラダにしてみました。

 

ヤーコンのサラダ

ヤーコンのサラダ

 

【材料】

ヤーコン:100g
カニ風味かまぼこ:2本
マヨネーズ:大さじ1
ポン酢:小さじ1
わさび:小さじ1

 

【作り方】

①ヤーコンは皮をむいてせん切りにし、すぐに酢水(水1Lに対して酢大さじ1~2杯程度)に3~5分つけておく。
②カニ風味かまぼこをほぐし、水気をきったヤーコンと混ぜ合わせる。
③マヨネーズにポン酢とわさびを加えて混ぜ、②を和える。

 

そのほか、きんぴら、天ぷら、みそ汁などにしてもおいしくいただけますよ。お店で見かけたらぜひお試しを!

 

 

 

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