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親の介護は突然やってくる!介護申請って、どうするの!?

Moca(OG)

Moca(OG)

神奈川県在住。介護福祉士、ケアマネ 、メイク、美容師資格を持つフォトグラファー。おでかけ女史組がきっかけで、フェイシャルトリートメントからメイク、撮影までをトータルで行う(株)Social beauty photoを設立し、シニア女性をキラキラ輝かせるために活動中。素敵なお店、美容のほか、気になるシニアの情報なども発信していきます。

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いつかは来るかもしれないけれど、できるだけ先であったら・・・・・・、と誰もが思う「親の介護」。4回連載でお送りすのは、OurAgeでブログを書いてくれていたMocaさんの、お母様の介護申請体験。貴重なお話は、いつか役に立つことがあるかもしれません。

こんにちは。Mocaです。

 

実は私、現在のカメラマンの仕事を始める前まで15年間介護業界で介護福祉士、ケアマネージャーとしてお仕事をさせていただいておりました。

たくさんの高齢者のお世話をさせていただいてきたのですが、ありがたいことに自分の親の介護はせずに済んでいました。

 

そんな私にも、その日は突然やってきました。

 

そう・・・

「親の介護はある日突然やってきます。」

 

Our Age世代には他人事ではない話題ではないかなと思います。

今回、母が怪我をして介護を申請してサービスを受けるまでを高齢者を抱える家族として、介護の専門家としての意見や経験を交えながら、お伝えしていけたらなと思います。

 

母の怪我が発覚したのは11月中旬

「花王バスマジックリンエアジェット」を試してもらおうと連絡をした時でした。

 

 

 

元気に頑張ってくれたのですが、実はこの時すでに、怪我をしてから一週間ほど経過。

公園で、強風に煽られ転倒。左のアキレス腱を切ってしまったとのことでした。

母の年齢は81歳。

高齢のため手術をすると完治が遅くなるので自然治癒を待つと診断されたそうです。

 

久しぶりに会った母は以前とは別人。

何かに捕まらないと移動ができない様子。

 

高齢の父と二人の生活は一体どうなっているのだろうと聞いたところ

 

「お風呂はお父さん呼んで手伝ってもらっているの」

「トイレで一回転んじゃったのよ。」

「それからトイレに行くのが怖くて、行かないようにしてるの。」

「動くのが遅くて間に合わないといけないから尿もれパット使い始めたのよ。」

「食欲がなくなくなっちゃって。」

「転んでから息苦しくなったので病院に行ったら大きな病院紹介されて行ってきたの。」

「そこでもらった薬飲んだら、眩暈がしたから薬飲むのやめようと思っているの。」

 

出てくる出てくる・・・。

 

このままの生活を送ることで

 

・浴室、トイレで再び転倒。

・トイレを我慢することにより膀胱炎などの病気の可能性

・水分をとらなくなることによる脱水

・パット内の失禁による尿路感染症

・父の介護疲れ

 

などのリスクが考えられます。

 

さらに、転倒した数日後から息苦しさを感じ、食欲もなくなり一度嘔吐をしたと。

痛みによるものだと思っていたようです。

たまたま、父の定期受診の際に、医師に相談したら即検査に回されお薬が処方されたと話すのですが、お医者さんの話もよく理解していない様子・・・。

 

 

処方された薬を見せてもらったら心臓の薬。

自己判断で勝手に中止したら大変なことになっちゃいます。

食欲不振も心臓からきているのかもしれない。

 

高齢者のお薬の自己判断での変更などはよくあること。

途中で中止したり、飲んだり飲まなかったりすることで逆に症状が悪化してしまうことがあるので、母の前で病院へ連絡し症状を医師へ伝えて処方薬の変更をしてもらいました。

 

実はケガをした時、本人はもちろん父や姉も

「介護申請をする」

という発想は全くなかったのです。

 

なぜなら、本人含め、怪我をするまで元気だったから介護保険は他人事だったのです。

 

「介護保険」=認知症、車椅子、オムツ、介護施設入所などのイメージが強いのです。

 

81歳になる母、家族も本人も年齢を忘れるほど毎日元気に生活していたわけなので、日常生活に不自由が発生しても、父に介助してもらいながら伝い歩きで部屋の中を歩き、時々転んで・・・

怪我が治るのを待つしかない。

と考えていたようです。

 

そんな「自分はまだまだ元気なんだ」と思っている母に、いきなり「介護保険」の話をするとどうなるのか。

 

「介護申請する」=「人生終わり」

 

と考えて、ショックを受ける可能性があります。

ですが、どう考えてもこのままでは生活しづらく、状況は悪化する。

 

「介護保険は自立支援のためのもの。

介護サービスや福祉用具を活用して、元の生活に戻すためのものなのです。」

ということをきちんと説明しなくてはいけません。

 

 

例えは、トイレに手すりがあれば片手で手すりを握って、片手でズボンの上げ下ろしをすれば転ぶことは無くなる。結果、トイレを我慢しなくてもよい。

例えば、浴室に安定した椅子があって浴槽に入るための手すりがあれば父の手を借りることもなくなる。

などなど、困っていることが介護サービスを利用することで解消されることを具体的に説明していきます。

 

母のように、昨日まで元気だった高齢者は怪我をきっかけにメンタルまでダウンしてしまうことが多いのです。

 

そんな高齢者に乱暴に

「介護保険申請だね」なんて言ってしまうと、

「自分はもうだめなんだ・・。」と落ち込んでしまうこともあるのです。

 

「介護保険は元気な元の生活に戻すために活用する」ということ。

決してネガティヴなものではないことを家族はしっかりと伝えて欲しいのです。

 

介護保険は新規申請で原則半年後に更新になります。

必要がなくなれば利用しなくていいことも説明して、本人納得のもと介護保険を申請することになりました。

 

 

次回は介護申請書の記入からどこに申請に行くか、

申請後はどうなるのかをお話しできたらと思っています。

 

 

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