こんにちは、ギリコです!
(かなり)お待たせしました、歯周病は国民病シリーズの第3回目(最終回)ですよ~。
ドラッグストアや量販店に行けば、たくさんのオーラルケアグッズが溢れかえり、テレビをつければハブラシや歯磨きペーストのコマーシャルが頻繁に流れているというのに……
なぜ、日本人は成人の8割が歯周病なのか????
長年抱えてるこの疑問を解決すべく、ギリコがこのたび訪れたのは……
ジャジャ~ン、築地の聖路加タワー!
ここに入っている『馬見塚デンタルクリニック』にお話しをうかがいに来たのです。
実はこのクリニック、ギリコが7年以上も通っているところ。
PMTCというクリーンニグを年に3・4回受けています。
今はお口のトラブルとは無縁のギリコ。それはまさにこのクリニックのおかげなのです。
突然ですがみなさん、
歯を磨くときハブラシはどういう風に持っていますか?
え?
グーで握っている?
それはノー、ノー! いけませんよ~。
ハブラシは鉛筆と同じ持ち方で持つ、が正解です。
その理由は、、、、
グー握りで持つと力が入り、歯茎を傷つけてしまいますが鉛筆持ちだとそうはならないのです。
それではみなさん、次のクイズです。
下の項目のうち、一番虫歯や歯周病になりにくいのはどちらの人でしょう?
①食事のあとは必ずハブラシで1日3回、歯を磨く
②歯磨きは一日一回。そのときはハブラシのほかにフロスやデンタルピック、タフトブラシなどハブラシ以外のものも併用する
ちなみにタフトブラシというのは、これです↓。
歯と歯の間、歯と歯茎の境目などハブラシでは届きにくいところをこれで磨きます。
ブログ②をお読みいただた方なら、答えは察しがつくかもしれませんが……
正解は②です。
実は
歯磨きは回数より質が大事
つまり
”ハブラシだけでは落ちきらないヨゴレをいかにとるか”がキモなのです。
それにはフロスやピック、タフトブラシはマスト。
これらの知識、ギリコは7年通って得ました。
教えてくれたのは歯科衛生士の一之瀬さん。
子供の口からお年寄りの口まで老若男女年間約870の口をクリーニングしている(!)オーラルケアのプロです。
今やハブラシ以外にフロスとタフトブラシを併用し、ドラッグストアやバラエティショップではオーラルケアグッズの新商品を物色するのが楽しいギリコ。
でも、一之瀬さんの指導が始まった頃は、フロスもタフトブラシも正直面倒臭くて仕方なかったです。。。。
でも慣れてしまった今では、フロスを使いタフトブラシで仕上げをしないと気持ち悪く感じるようになりました。
突然ですが、、、
「習慣を変えれば生活が変わる、
生活が変われば人生が変わる、
人生が変われば運命が変わる」
これは、むか~し、とある日本人メジャーリーガーを取材したとき「ボクの座右の銘です」と教えてもらった言葉。
40代も半ばになり、最近のギリコは”歯磨き道”にもこの言葉は当てはまるのでは、と思うようになりました。
「ギリコって大げさ~」ではありませんよ~。
なぜかというとブログ②で書いたとおり、
歯周病は脳梗塞や心筋梗塞といった脳や心臓の疾患を引き起こす恐ろしい病気だからです。
(病気だけではなく流産の原因にもなる、と耳にしたことがあります。。。。)
「歯磨きを怠れば、歯周病になる。
歯周病になれば病気になる(病気に罹るリスクが高くなる)。
病気になれば、生活は変わってしまう。
生活が変わってしまえば……」
というワケです。
一之瀬さんによれば
そのためかなり進行してからはじめて気づき、そのときは手遅れというケースもあるそう。
「なんだか歯がグラグラすると言って来院なさった女性。
診てみたら、すでにアゴの骨(歯根)が溶けてしまっていました。
虫歯は治せますが、溶けた骨や歯根は二度と元に戻すことはできないんですよ」
歯周病で骨が溶ける……
ひえ~ッ、なんて恐ろしい。。。。
震え上がったギリコです。
ところでこのブログでも何度も書いているギリコの長年の命題↓
ドラッグストアや量販店に行けば、たくさんのオーラルケアグッズが溢れかえり、テレビをつければハブラシや歯磨きペーストのコマーシャルが頻繁に流れているというのに……
なぜ、日本人は成人の8割が歯周病なのか????
を一之瀬さんにぶつけてみました。
一之瀬名人はあっという間にギリコの長年の疑問に答えてくれました。
いよいよギリコ(と相棒)の長年の疑問が解ける瞬間です!
気になるその答えは……次ページへ!!
大きくわけて3つの原因が考えられるそうです。
原因①「歯の磨き方(ヨゴレが落ちきっていない)」
・まずハブラシ以外の道具(フロス、ピックなど)を併用すること。
・歯磨きは回数より質、一日一回丁寧に複数の道具を駆使して磨くほうが一日3回ハブラシだけで磨くより効果がある。
そのときは前の歯磨きから24時間以内に丁寧に磨くことが大事。
そして磨くときは力をいれない。コショコショとくすぐるようにブラシを動かすだけでヨゴレは十分落ちる。
今は電動ハブラシという便利なものもあるので、おすすめしているそうです。
ちなみに一之瀬さんのイチオシは……音波水流で歯垢を落とす『ソニッケアー』↓
「音波って人間の手の動きではつくれないもの。ソニッケアーをおすすめしています」
原因②「ドライマウス」
・唾液は食事で酸性になった口の中を中性に戻し、カラダに悪い菌(虫歯や歯周病菌、雑菌)もやっつけてくれる大切な存在。
その唾液の分泌が少ないと歯周病の一因に。
とくに降圧剤を服用している人と喫煙者はほとんどがドライマウス。
キリシトール入りのガムを食後は噛むなど唾液を出す努力を。
原因③「成人は歯医者に来る機会が減りがち」
・大人になると仕事や家事に追われて忙しくなり、虫歯などで痛くならないとなかなか歯医者に行かない。
そのため歯周病の発見が遅れてしまう。とくに自身がトラブルを感じていなくても定期的に歯科医院に行ったほうがよい。
ギリコ注 :「以前歯につめたものが取れたので……」といって久しぶりに歯科医院に来院し、歯周病に罹っていたことを知る人が多いそうです。
なるほど。。。。。。
一之瀬さんによれば
親がきちんと歯を磨けている家庭は、子供もちゃんと歯磨きができているそう。
また、独身のときはあまり意識の高くなかった人でも、結婚相手がオーラルケアの意識が高い人だと、影響を受けて気をつけるようになることもあるそうで、まさに
オーラルケアはある意味「ホームケア」!!
みなさん、家族のお口のケアはしっかり見張りましょう!!!
日夜、相棒だけでなく愛犬の口の中にまで目を光らすギリコとしてはおおいに納得です。
最後にみなさん。
8020運動
ってきいたことありますか?
80歳のとき自分の歯が20本残っているようにしましょう、という運動です。
元気に長生きするには、自分の歯で食事ができることが大切です。
そのためにはまず、、、、、
歯周病撲滅ッッ!
♪おまけ♪
東京駅ヨコの専門店でハブラシ柄の手ぬぐいを見つけたギリコ↓
ふふふ、かわいいでしょ。
「さぁ、元気に長生きするためにお口のケアを一緒にがんばりましょう」
と、おすすめのハブラシやフロスと一緒にお友達や家族にプレゼントするのによさそう♪
さぁ、みなさん今日も明日もレッツ ハミガキ♪
ピンポンパンポン♪
ここでCMです。
2014年10月1日発売のMyAge秋号は要チェックですよ~!
なぜかとういうと……
「大人の笑顔は口元が決め手!」と大特集があるのです。
そこにはもちろん歯の特集もあります!
オーラルケアに役立つ情報が盛りだくさん、ぜひお読みくださいね。