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果物やおやつの糖質にも要注意! 目安はどのくらい?/内臓脂肪を落とすルール<5>

手早く取れてすぐにエネルギーになる果物は朝食に重宝されてきましたが、糖質オフの観点からは気をつけるべき点があります。その理由は?

 

内臓脂肪を落とす食事ルール
プチ「糖質オフ」

内臓脂肪をためる主な原因は「糖質」です。食事は緩めの糖質オフ、最近広まっている「ロカボ」がおすすめです。糖質の種類を把握することも大切です。

 

※「ロカボ」はローカーボハイドレートの略。食事に含まれる糖質を緩やかに減らすこと。<北里大学北里研究所病院 糖尿病センター長 山田悟先生提唱>

 

果物はほんの少し

果物はほんの少し

果物に含まれる果糖は、糖質の最小単位である単糖類(それ以上消化が必要ない状態)のため、一気に吸収されやすい糖質。

 

これが中性脂肪を増やし、脂肪肝を悪化させることもわかっています。朝は果物だけ、という人は特に見直しを。食べるなら食後に少しだけ、1日の糖質量を超えないように。

 

また、市販の食品に含まれる「果糖ブドウ糖液糖」や「ブドウ糖果糖液糖」は果糖以上に血糖値を急激に上げるので注意が必要です。

 

おやつは糖質10g以下

おやつは糖質10g以下

ダイエットする=体脂肪を減らそうと思ったら、制限なく間食しては絶対にだめ。間食をなくすのが難しければ、糖質量で10gと決めましょう。

 

おすすめは、あまり調理されていないナッツチーズ枝豆など。今はコンビニでも低糖質のおやつが花盛り。

 

甘いものがやめられない人は、糖質10g以下のスイーツもたくさんあるので要チェック。

 

 

監修

横山裕一先生 慶應義塾大学保健管理センター教授

横山裕一さん
Hirokazu Yokoyama

1959年生まれ。慶應義塾大学保健管理センター教授。医学博士。当初、アルコール代謝を研究、米国留学中、アルコール脱水素酵素(ADH7)の遺伝子解析に従事。本センター異動後は、飲酒を含めた生活習慣、メタボリックシンドローム、脂肪肝などをテーマに数々の研究成果を報告。著書に『こうして落とす! 女性の内臓脂肪』(PHP 研究所)

栗原 毅先生 栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原 毅さん
Takeshi Kurihara

1951年生まれ。栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく病気予防にも力を注ぎ、わかりやすい生活習慣指導に定評あり。肝臓専門医の視点を生かした消化器疾患、糖尿病、高脂血症、脂肪肝、内臓脂肪、肥満などに関する著書多数。クリニックは連日、健康を気遣う中高年で満員に。

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イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子

 

 

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