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「歯のクリーニング」頻度は3カ月に1度/健康な歯を維持する条件・その7

これから先、できるだけ長く、

健康で美しい歯を維持する必須7条件

 

50代からは体のほかの部分が変化するように、歯をはじめ口腔内の環境や機能も変化しはじめます。この変化を見過ごさず、早めに対処することが肝心です。歯科の先生に大切な7つのポイントを教えていただきました。

 

お話を教えてくれたのは

山口義徳さん Yoshinori Yamaguchi

山口歯科クリニック院長。歯科医。日本大学松戸歯学部卒業。1997年、東京・恵比寿に山口歯科クリニック開設。 日本顕微鏡歯科学会認定医、臨床顕微鏡歯科研究会主幹。顕微鏡やCTを使用し細部までケアする最新治療を行う

宝田恭子さん

 宝田恭子さん Kyoko Takarada

宝田歯科医院院長。歯科医。東京歯科大学卒業、同保存科勤務後、現医院3代目院長に。口元から全身の美を考え独自メソッドを展開。『たるみが消える顔筋リフト 宝田流表情筋トレーニング』(講談社)など著書多数

 

 

7.3カ月に1度のクリーニングは当たり前

 

歯を守るだけでなく食べる機能を守るために

 

4でかかりつけの歯科医を持つことの重要性を説明しましたが、歯科には症状のあるなしにかかわらず、定期的に通うのが基本、と二人の先生。

 

「毎日の歯磨きではどうしても取りきれない歯垢や歯石を取るのが、歯クリーニングの目的です。これを放置して おくと、虫歯や歯周病になります。私のところでは、マイクロスコープでクリーニングできる歯科衛生士がいるので、歯を傷つけずに、細かい部分まで丁寧にクリーニングすることを心がけています」(山口先生)

 

「3カ月に1度は通ってほしいと思うのは、歯の汚れを落とすだけでなく、歯や口の中の変化、体調、見た目の変化などをお会いしてお話しする中で把握し、さらにアドバイスできるといったメリットがあるから。急に見た目が老けた印象になっていたとしたら、口腔内に問題がないか、ほかに問題が起きていないか、そのあたりも気にしながらケアすることができるからです。最初にもお伝えしましたが、口は全身と関連しています。歯科を単なる歯だけを治すところと思わず、食べるといった大切な機能をともに支えるところだと思って、もっと身近に通ってほしいのです」(宝田先生)

 

 

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/伊藤まなび

 

 

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