こんにちは。
眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです
いつものように、朝散歩をしていて、近距離にどなたもいないことを確認してマスクをずらしてみると、雨上がりのせいか、濃い芝生の香りが鼻を通っていきました。
考えてみると、ここ2年半あまり、私たちの生活は、ほぼ全てマスク越し。そのせいで、嗅覚が制限されてきているような気がしませんか?
呼吸器官である「鼻」でしっかり「呼吸」することは、嗅覚や、健康なからだのためにも大切なことなのですが、マスク生活に慣れて2年余ともなると、意識して行わない限り「鼻呼吸」が意外とできていない人が多いのかもしれません。
ときには、マスクを外して窓を開け、折々の季節の外気を感じながら、意識して鼻呼吸をしてみる。それだけでも、しないよりずっと良いかもしれません。
しっかり意識して呼吸をするなら、さらに気持ちも落ち着つき、副交感神経を優位にし、そしてぐっすり眠れる「呼吸瞑想」を、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【呼吸瞑想】
1. 姿勢を整える (椅子でも床でも、ベッドでもOK)
2. 手のひらを上にして両手を腿(膝)の上に置く
3. 頭を上に引っ張られるようにして、安定させるために左右に少し揺れる
4. 自然に呼吸する
5. 鼻を通った息に意識をむける
6. はじめは2~3分 慣れてきたら時間を延ばす
これはマインドフルネスの基本的な瞑想法でもあります。
仕事や家事、人間関係の、それにゴタゴタ、自らの欲など、私たちはあらゆることに一日中いろいろな意識に振り回されています。それを一日の始まりの朝でもいいですし、一日を振り返る夜寝る前でも結構です。一度リセットするために自分に意識を戻します。
最初は短時間で構いません。瞑想中に他のことに気をとられたら(例えば、明日朝ごはんの炊飯スイッチ入れたかな?とか)、「あーまた自分は集中してない!」と否定するのではなく、そっとまた「呼吸」に意識をむけてください。
そうやって少しずつ時間を長くして、気持ちよくできるようになれば、幸福感も高まり、自律神経が整い、判断力なども向上しますよ。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ