何と何と人生の節目と言われる還暦がやってきました。特に定年のない仕事のせいか実感は全くないのですが、やはり60歳というのはかなり迫力ある年齢です。
そのためか毎年歳の数だけバラの花束を贈ってくださる優しくて気前の良い友人社長からは超豪華な真っ赤な花スタンドが送られてきてビックリ!ローマから別件で来日したイタリア人達もその花を見て「Shoko, you are so happy」と言ってくれたほどです。
誕生日は喉ポリープ手術から8日目、小さな声での会話はOKになりましたが、おしゃべりは控え目にということでパートナーが近所のレストランを予約してくれ、一応お食事とバースデーケーキで、お祝い!同級生の女友達とは後日3カップルで干支に因んで「Monkeyディナー」を計画中で、社会人になった息子はゴルフに招待してくれるそうです。
大きなイベントはプランしませんでしたが60年間生きてきて、今は本当に幸せです。両親は亡くなりましたが、姉とも、姉の家族ともとても仲良し、親戚ともいい感じ、信頼できる優しいパートナーとも10年になります。息子も去年無事大学を卒業し、働きはじめました。「何でも鑑定団」の北原照久さんご夫妻を始め、優しさ溢れる素晴らしい人生の諸先輩に恵まれ、60歳になってもこれからの自分の夢が語れる環境に心から感謝しています。
こんなHappyオーラばかりのような私ですが、実はこの3月乳がんの手術を受けました。これカミングアウトです!これまで身内にしか話していません。本当に本当に辛い時期がありましたが、おかげさまでステージ1、周りの愛と「『輝く自分』へのこだわり」で今は乗り越えられたと思っています。むしろ大きな苦しみを経験した事で思ってもいなかった方々と出会い、パワーをいただき、自分が成長したと思っています。
「その体験を話してみませんか」と、私の心理的回復に大いなるアドバイスをくださったガン専門の精神科医、聖路加国際病院リエゾンセンター長の保坂隆先生がお声をかけてくださいました。12月3日の午後より聖路加国際病院アリスホールで私、保坂先生、乳がんの啓蒙活動に大活躍をなさっている美容ジャーナリスト山崎多賀子さん、そしてステージ4でも輝き続けるジュエリーデザイナー山吹祥子さんの4人で講演会を開きます。タイトルは「がんでも人生バラ色〜がん患者のぶっちゃけ『キレイ学』」です。
2人に1人ががんになる時代です。たとえガンになっても前向きで、キレイをあきらめない人生があるのだと知るのは素晴らしい事だと確信します。是非いらしてくださいませ。
◆~がんでも人生バラ色~がん患者のぶっちゃけ『きれい学』
日時/12月3日(土) 13:00~16:15
場所/聖路加国際大学 セントジョンC.アリスメモリアルホール
先着300名(事前申し込み必要) 参加費1300円
詳細、お申し込みは http://kirei.peatix.com/