ギリコです!
前回は市販のレトルトおでんやクリームシチューなど、私のダイエット食をご紹介しました。
実は前回の記事を配信してから、さらに2㎏痩せ、現在計11㎏減に。
でもゆるゆるダイエットなので、お菓子も食べています。
(↑いただきものの村上開新堂のクッキー。冷凍庫で保存しつつ2週間くらいかけ、ひとりで全部食べました)
スイーツだけではなく、揚げ物など高カロリーなものも、食べたいときは我慢せず食べています。
天ぷらが好きなので『てんや』などで外食もし、自炊が面倒なときは買ってきたお弁当や牡蠣フライなどのお惣菜を食べています。
(↑これは先日買った近所のカフェが店頭で販売している日替わり弁当。揚げ春巻きや魚のカレー風味ソテー、紫芋のマッシュなど10種類のおかずが入っていて、ボリュームたっぷり)
そういえばトライしてみてダメだったのが、話題の16時間ダイエット。
おなかが減りすぎて、無理でした……。
ちなみに14時間でやってみてもやはりダメ。ひもじすぎてその後ドカ食いしてしまい、逆効果に。
せいぜい12時間~13時間空けるのが、私にはほどよいようです。
前置きが長くなってしまいましたが、本題の「運動」に入ります。
私がダイエットのために行っている運動は単純なものです。
それは「歩く・昇る」です。
週に2~3日、一日9000~1万2000歩くらい歩くのです。
そしてもうひとつ心がけているのが「昇る」。
階段があったら、エスカレーターやエレベーターは使わずに、とにかく昇っています。
私はコロナで現在在宅勤務を続けていますが、週に1回、会社に郵便物を取りに出社しています。
出社日は通勤の際、駅ではエスカレーターを使わず階段を昇り、会社に着いたら今度は6階にある編集部まで階段を使います。
そして帰宅時も、マンションの1階から自分の部屋がある9階まで階段であがります。
「大変そう」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、週に一回だけのことなので辛くはありません。
他にも終日自宅で仕事をしているときは
・ゴミを捨てるためにマンションの一階に降りたら、帰りは階段を使う。
・スーパーに買い物に行ったら、帰りは階段を使う。
・コンビニに宅配便を出しに行ったら、帰りは階段を使う。
というように、日常のちょっとした外出の際、帰りはできるだけ階段を使うようにしています。
もちろん荷物が多いときや、疲れているときは無理は禁物。
エレベーターでさっさと上がっちゃいます。
「辛い」「苦しい」と思ったら、もうダイエットは続かないからです。
階段を昇る際のポイントは
「今日は風が気持ちいいな。せっかくだから外階段で昇ろう」
「昨夜はいつもよりよく眠れた。そのおかげか調子がいいから階段で行こうかな」
というように、ポジティブな気持ちでトライすること。
イヤイヤ昇るより、足取りが軽くなります。
私がダイエットのためにやっている運動が「歩く・昇る」だけときいて、「なんだ、そんなこと」と思った方。
でも「そんなこと」が効くのです。
唐突な質問ですが、学生のとき、英単語を覚えるのにどうしましたか?
単語帳をつくり通学途中は必ず読むのを日課にしていた、トイレに単語を書いた紙を貼ってトイレに入るたび目にするようにした、毎朝3コだけ手に書いて夜までにはその3コを自然と覚えるようにしたなど人それぞれの方法があったと思います。
何が言いたいかというと……
例として挙げたこれらに共通しているのは〝その人が日常の中で無理なくできることの積み重ね〟です。
ダイエットも知っている英単語の数を増やすのも、日常の中で無理なくできることの積み重ねが目標達成への一番の近道かと思うのです。
また、歩くときや階段を昇るときですが、漫然と歩いたり昇ったりしているわけではありません。
私なりのコツがあるので、それを最後にご紹介します。
紹介するにあたりまずおたずねしますが、あなたは足って体のどこからが足だと思いますか?
・ひざから下
・太腿から下
・股関節から下
ギリコの答えは、全部×。
〝お尻から下が全部足〟というのが私の答えです。
(※これは私の独断と偏見によるもので、医学的根拠などはありません)
なので歩くとき、昇るときは「お尻も足の一部」と思って行います。
すると自然と下半身全体をより使って歩く/昇るようになるので、運動効果が大きくなるのです。
たとえば一歩踏み出すときは、単に右足(左足)を前に出すというより、右のお尻(左のお尻)から足がはじまっていると思って、一歩踏み出すのです。するとお尻の筋肉も使って、歩く/昇るようになれます。
実は、これは慣れるまでちょっと時間を要しました。
歩いているときお尻の肉がカチッと硬くなっていれば、ちゃんとお尻の筋肉を活かして歩けているということだし、ぶよっとしていれば筋肉をしっかり使って歩いていないということ。
そのため、慣れるまではときどきお尻に触ってチェックしていました。
そしてもう一つ大事なことが。
それは階段を昇っているときは、数(階や段数)を数えないこと。
「やっと3階」「まだ5階……」「すでに90段も昇ったのに、まだ階段があるよ!」と思うようになり、階段昇りが苦痛になってしまうからです。
「今日のご飯は何をつくろう」「そういえばあの番組、録画予約しとかなきゃ」「今日は雲が多いなぁ」など、たわいないことを考えながらのんびりと昇っていれば、目的の階まで思うよりラクに着いてしまいます。
(↑会社のビルの編集部までの階段。階段を使う人は滅多にいないので、いつもシンとしています。その日の仕事の段取りなどを考えながら昇るのに最適な環境です)
こうして階段を使うのがイヤではなくなってくると、大量の荷物を持っていたり、愛犬(17歳のおばあちゃん犬)が一緒などで階段が使えないときなんかは「ああ、せっかく階段があるのにもったいない……」と思うまでになりました。
駅、商業施設、会社、公園……階段は身近な場所のあちこちにあり、しかも昇るのにお金はかかりません。ダイエット開始にあたり「手軽な方法で、できるだけお金は使わずに痩せたい」と決めた私にとって、階段は手軽なダイエットツールなのです。
でも私はダイエットにお金を使うことを否定しているわけではありません。
たとえばジムやダイエットサプリにお金を使うことで、「これだけ払っているんだから、痩せないとお金がもったいないぞ」とダイエットのモチベーションにつながるタイプの方もいると思いますし、熱心なトレーナーと出会って「痩せた喜びを一緒に分かち合いたい」「いつも励ましてくれるトレーナーさんの気持ちに報いたい、ほめられたい」と、頑張れる方もいらっしゃることと思います。
つまりは、結果オーライ。
自分に合った手段が見つかればいいのです。
その点ではアラフィフって今までの人生の経験知があるので有利。
若い頃よりも、自分の性格やいつも失敗するときにやりがちなパターンを自覚しているから、自身に合ったダイエット法を見つけやすい年頃(=つまり痩せどき)ではないでしょうか。
ぜひご自分の今までの行動パターンを思い返しながら自己分析をし、今だからこそ無理なく続けられるダイエット法を見つけてくださいね。
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①(痩せるメンタルの作り方)、②(オリジナルダイエット食)そして今回の③(運動)とご紹介してきた『独断と偏見のダイエット論』はまだまだ続きます。
この後の様子も、お読みいただけますと幸いです。