HAPPY PLUS
https://ourage.jp/life/lifestyle/316981/

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」がリニューアル!春を満喫しに行きましょう♪

新谷麻佐子

新谷麻佐子

あらたに・あさこ●イラストレーター&編集者。2014年にムーミンの作者トーベ・ヤンソンが暮らした島「クルーヴハル」に、友人でライターの内山さつきと1週間滞在したのをきっかけに、kukkameri(クッカメリ=フィンランド語で「花の海」の意) を結成。以後、フィンランドの小さな町や四季、暮らしと文化をテーマに取材を続けている。著書に『とっておきのフィンランド』『フィンランドでかなえる100の夢』(ともにダイヤモンド社)がある。http://kukkameri.com

 

北欧インテリアと花に囲まれて、ヒュッゲなランチを

 

近年、北欧のお店やカフェが続々とオープンしていると話題の東京・青山界隈。その先駆け的存在の「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」は、オープンから12年を迎え、今年1月にリニューアルオープンしました。

 

デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんが手がけるこちらのお店では、日本の伝統文化や風土からインスピレーションを得ながら、北欧の色彩や文化と融合させたフラワーデザインとカフェメニューを提供しています。

 

天井が高く、大きな窓から光がたっぷりと降り注ぐ、開放感あふれる店内。手前がフラワーショップで、奥がカフェスペースです。コンクリートの壁に、木のぬくもりと黒のスタイリッシュなインテリアのコントラストが目を引き、色とりどりの花がより一層引き立ちます。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

壁のオブジェは、ニコライさんの作品で、黒い竹に、紫陽花で作ったボールが組み合わさっています。クロタケを生かした作品というのは、昨年取材した「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」でも目にしました。 ニコライさんは、落ち葉や木の枝など、捨てられてしまうような素材も日々集めていて、作品やお店の空間作りに生かしています。

 

そして、カフェのテーブルは、すべてニコライさんが自らデザインし、DIYしたというから驚きです!

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

テーブルには穴が3つ開いていて、細長い円錐形のフラワーベースがささっています。間近で季節の花を楽しむことができ、心からくつろげます。

 

そして、本日のお目当ては、お得な平日のランチメニュー。北欧気分を存分に味わえる、デンマークの伝統的なオープンサンド「スモーブロー」2種とドリンクのセット(1980円〜)です。

 

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

デンマークのテーブルウェアブランド「ロイヤルコペンハーゲン」のプレートに、お花畑のように華やかなオープンサンドが盛りつけられています。写真は「サーモンとエッグサラダ」と「アボカドとハニーローストナッツ」。

 

北欧といえば、やっぱりサーモン。「サーモンとエッグサラダ」は、サーモンに、シャキシャキとした歯ごたえのあるピクルス入りのエッグサラダを合わせています。トッピングには、サワークリームとキャビアが!とてもリッチな味わいです。

 

「アボカドとハニーローストナッツ」は、キヌアやヘンプシードをトッピングしたアボカドに、コンブチャを煮詰めたソースがかかっているスーパーヘルシーメニュー。さらに、香ばしいナッツとはちみつの甘みが、豊かな風味をプラスしています。

 

オープンサンドは全6種あり、自家製パンはデンマークによくある種子入りの「ライ麦パン」と、タイムとナツメグ風味の「ブリオッシュ」から選べます。細長い方がライ麦パンです。

 

ドリンクは、デンマークの紅茶「A.C. パークス」をチョイス。王室御用達の芳潤な香りのアールグレイが、優雅な気分を盛り上げます。

 

もちろん、スイーツも充実していますよ!写真は、本日のマフィンとデンマーク風ドリームケーキ。ドリームケーキは、デンマークのベーカリーではどこでも売っているポピュラーなケーキなのだそう。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

この日はスイーツまで食べられませんでしたが、北欧好き的に、デンマークの伝統菓子のドリームケーキがどうしても気になって、後日、再訪。おやつにいただきました。

 

一見、日本のカステラに似ていますが、ココナッツの味が効いている点が大きく異なります。ふわっふわのスポンジ生地に、きび砂糖でキャラメリゼしたココナッツがのっています。素朴で、甘さ控えめのやさしい味なので、初めて食べたのになんだかノスタルジックな気分に。ただ、手のひらいっぱいくらいのサイズで、かなり大きいので、シェアするか、テイクアウトがおすすめです。

 

そして、お腹が満たされたら、インテリアにもぜひご注目を。

 

ころんとしたどんぐり型がかわいいペンダントライトは、フィンランド人デザイナー、マイヤ・プオスカリの「テルホ・ランプ」。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

椅子は、デンマークのアルネ・ヤコブセンがデザインした、フリッツ・ハンセンの「ドロップ」です。その名の通り、しずく型がかわいいです!

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

ニコライさんは、こちらのお店をデンマーク文化の発信地にしたいという思いがあり、デンマークの食器、カトラリー、椅子を選び、スモーブローやドリームケーキのような、デンマーク料理を取り入れたカフェメニューを提供しています。また、各テーブルには花を飾り、1日中キャンドルを灯したり、店内の什器をDIYで作ったりと、スピリットまでデンマークらしさが詰まっています。

日常に花を、アートを感じるフラワーショップ

 

フラワーショップのスペースは、まるでアートギャラリーのよう。眺めるだけでも楽しいですが、自分のためにお花を買ってみてはいかがでしょう?

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

ニコライさんは、日本の人たちももっと日常的に、気軽に花を取り入れてほしいと常々思っているそう。デンマークではガソリンスタンドでも花を売っているくらい、どこでも花が買えるのだとか。

 

店内には、代表作「フラワーボックスアレンジメント」も並んでいます。そのまま飾れるので、忙しい方や花の扱いが苦手という方への贈りものにもぴったり。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

枯れ木や流木のような廃材も、ニコライさんの手にかかれば、ユニークなアートピースに。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

そしてショップの2階では、ワークショップも開催。ニコライ・バーグマンさん本人が教えるクラスもありますよ。

 

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

東京で味わえる、デンマークスタイルのヒュッゲなひととき。ぜひ春の北欧散歩にお出かけください。

「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」

 

フラワーショップ「Nicolai Bergmann Flowers & Design」
カフェ「Nicolai Bergmann NOMU」
東京都港区南青山5-7-2
10:00-19:00(カフェL.O. 18:30)不定休 WEB予約可能
www.nicolaibergmann.com

 

 

新谷麻佐子さんの北欧旅連載

『今人気の田園ツーリズム。フィンランド、ラトビア、エストニアに行ってきました!』

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第31回/マリメッコのデザイナー、マイヤ・イソラに学ぶ「自分に素直に生きる」ということ

次の記事>

次の記事>
第33回/北欧のごはん&スイーツで、持ち寄りパーティやピクニックはいかが?

この連載の最新記事

「おとな北欧旅」憧れのバルト海クルーズで ヘルシンキからストックホルムへ

第44回/「おとな北欧旅」憧れのバルト海クルーズで ヘルシンキからストックホルムへ

久々の「おとな北欧旅」。北欧デザイン&アートの街  ヘルシンキ、セイナヨキ、フィスカルスへ

第43回/久々の「おとな北欧旅」。北欧デザイン&アートの街  ヘルシンキ、セイナヨキ、フィスカルスへ

久々の「おとな北欧旅」を満喫!  まずはヘルシンキでお気に入りスポットめぐり

第42回/久々の「おとな北欧旅」を満喫! まずはヘルシンキでお気に入りスポットめぐり

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル