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自分にぴったりの遠近両用メガネが 、24時間!で作れるようになりました

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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自分にぴったりの遠近両用メガネが

24時間で作れる!

 

 

こんにちは。寺社部長の吉田さらさです。

今回は、わたしの仕事と日常生活に欠かせない道具のひとつである「遠近両用メガネ」のお話です。

 

目の見え方は人によって千差万別。若いころから近視でメガネやコンタクトレンズをしてきた人もいれば、若いころは近くから遠くまでよく見えた人もいるでしょう。わたしは後者で、40歳くらいまでは、自分がメガネをかける日が来るとは思ってもみませんでした。しかし、仕事で文字を読むことが多かったせいか、だんだんと手元が見えにくくなり、「そうか、わたしは老眼になったんだな」と気づきました。最初のうちは、字を読む時だけ簡単な手元用のメガネをかけていたのですが、なんだか目が疲れるようになり、メガネ屋さんに相談すると、「遠近両用をお勧めします」とのこと。最初の遠近両用メガネを作ってから10年ほどが経過したころには、パソコンに向かう時や読書の時以外も、一日中メガネをかけて生活するのが普通になりました。

 

それからいくつものメガネを作り、最後に新しくレンズを入れ直したのが2年ほど前。この頃では、さらに目が疲れることが多く、本を読むのもしんどくなってきました。また新しくメガネを作ろうかしらと思っていたタイミングで、耳よりなニュースが。上質でおしゃれなメガネを扱うことで有名なパリミキさんが、自分の目の状態に最適な遠近両用メガネを24時間で作る「24G」というサービスを始めるとのことです。記者発表会に出席して、いろいろ説明をしていただき、先取り体験をしてみることになりました。

 

ここで、そもそも遠近両用メガネとは何か。なぜ遠近両用メガネが24時間でできることが画期的なのかという点について簡単に書いておきます。

 

遠近両用メガネとは、手元も遠くもひとつのレンズで見られるメガネのことです。近視、遠視、乱視などの「単焦点レンズ」は、度数ごとの在庫が可能なため、店に行って視力測定をしたらその場でメガネを作ってもらい、持って帰ることも可能です。しかし遠近両用メガネは、遠くと近く、その中間の見え方を調節する「累進レンズ」であるため、人によって組み合わせが異なります。そのためレンズが在庫できず、すべて特注品になるため、できあがるまで一週間以上かかるのが普通です。この場合、レンズは、価格を抑えるため海外の工場で作られることが多く、そこでは効率を上げるために、ある程度数が集まってから作ります。そのような流れならば、一週間で手元に届くのだって早いとさえ思えますよね。

 

ではなぜ「24G」では、24時間で遠近両用メガネが作れるのか。それはひとつひとつのレンズを最短2時間で加工するための工場を国内に作ったからです。

 

パリミキさんは、イスラエルに拠点を置く国際的なレンズメーカーであるシャミール社と提携し、「シャミールジャパン TOKYO」というラボラトリーを設立。ここにオンラインで注文されたレンズの情報が届くと、レンズの加工がスタート。フレームに入れるまで3時間でメガネが完成するため、翌日には店舗に届く(前日14時までに注文した場合)という仕組みです。ここでは、ドイツ製の機械を使ってシャミール社の技術で加工しますが、レンズは日本製です。

 

パリミキさんでは、日本製のフレーム、日本製のレンズだけで展開する「Made in JAPAN project」を推進しています。近年、外国産のフレームやレンズが増え、安価にメガネが作れるようになりましたが、福井県の鯖江で作られる日本製のメガネの品質の高さは、世界中に知られています。日本に来たら日本製のメガネを作りたい海外の方も多いのだとか。

 

24時間で遠近両用メガネが作れると、どんないいことがあるのか。

まず、使っているメガネが壊れた時、すぐに新しいものが手に入ること。メガネがないと、仕事や生活にただちに支障が出ますからね。それと、旅先でメガネをなくしたり壊したりしても安心です。現在は「24G」のラボはまだ東京にしかありませんが、いずれ、各地にラボができるそうです。海外から日本へ旅行にいらした方も、品質の良い日本製のメガネを1日で作ることができれば喜ばれますよね。あと、急に日差しの強い海外に行くことになったので、遠近両用のサングラスが必要になった、などの場合にも対応できます。

 

記者発表会の会場には、たくさんのフレームが並んでいました。まずはここから、好きなフレームを選びました。そして、店舗に行って測定をしてもらい、レンズを決めて、翌日再び店舗に行き、完成したメガネを受け取るという段取りです。

 

わたしとこのコラムの担当者Mさんは、パリミキ渋谷店でそれぞれの遠近両用メガネを作ってもらうことにしました。パリミキさんは、店舗によってお店の雰囲気が違います。ここは若い人の街、渋谷なので、店舗もアメリカのカフェのような楽しいインテリアです。

 

Mさんとわたしは、目の状態と希望がまったく違います。Mさんは若いころから近視で軽度の乱視もあり、比較的早い段階から遠近両用メガネを使っています。たくさんのメガネをお持ちなので、今回は、「リゾートホテルのプールサイドで本を読むための遠近両用サングラスにしたい」というご注文です。わたしは、遠方がよく見えるメガネはすでに持っており、それは現在の視力に合っています。なので、そちらのメガネは外出用にして、今回は、手元やパソコンもある程度見え、少し離れたところのテレビも見やすい家の中用のメガネを作ってもらいます。

 

店長の桑田克洋さんが測定し、見え方をチェックして、希望を詳しく聞いてくれます。

 

こちらは、近づいたり遠ざかったりする物体を左右それぞれの目で追っているうちに、見え方の状態がわかる機械です。

 

これがMさんのデータです。

近視があり、少し乱視もあるのがわかります。

 

次にこちらの機械で文字などを見ながら、左右どちらが利き目であるかなどを細かくチェックします。

 

それによって選んだレンズを仮フレームにはめ、さまざまな大きさの文字を見たりしながら、自分の希望や感覚にはどのレンズが合っているのかをチェックします。

 

よさそうなレンズをはめ込んだ仮フレームをかけて、実際に少し歩いてみます。

 

事前に選んでおいたフレームをかけてみて、目の位置をチェックします。これでこの日の作業は終了です。

 

翌日、できあがったメガネを受け取りに行きます。

 

わたしが選んだフレームは透明感があるプラスチック製で、軽いのが特徴です。実際にかけてみて、ゆるくないかなどをチェックし、調整してもらって受け取ります。家でパソコン作業をしてみたら、前のメガネより目が楽で長時間でも疲れにくい感じがしました。

 

こちらはMさんが注文した「遠近両用の偏光サングラス」です。まぶしさを取り除き、反射光によるぎらつきを遮断します。プールサイドでの読書にぴったりですね。

 

お値段は、レンズが遠近両用で4万円~(税抜)。フレームは別料金でお値段はさまざまです。Mさんのように偏光サングラスにすると追加料金がかかります。他に、ブルーライトカットなども追加料金で注文できます。ちなみにわたしの場合は、1万4千円のフレーム+4万円のレンズで5万4千円でした。

 

今回の取材でわかったことは、ひとくちに遠近両用レンズと言っても、人によって、また同じ人でも用途によって、選び方はさまざまであるということです。自分に合ったメガネを持つことはこれからの時間をより有意義なものにするために、とても大切。短時間で品質の良いメガネを気軽に作れるようになったのは、とてもうれしいことです。

 

最後に、まだ遠近両用メガネを未体験の方へ。40代の方は、遠近両用メガネは自分にはまだ早いと思っているかも知れません。そもそもメガネをかけるなんて年寄りっぽくていやだわと思う方もいるでしょうが、視力は15歳くらいがピークで、あとは衰える一方。多くの人は40代からじょじょに見えなくなるのが普通です。50代になると本格的に老眼が進んできますが、その時に遠近両用メガネにしても、少し遅い。できたら早めに遠近両用メガネに慣れておいた方がいいとのことです。

 

 

問い合わせ先=株式会社三城 お客様センター

0120-199-101(フリーコール)

https://www.paris-miki.co.jp/products/lens/type/24g/

 

 

吉田さらさ 公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

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