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樹木葬のお墓ってどんなもの? /その2:見学に行ってみました

吉田さらさ

吉田さらさ

寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

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樹木葬の墓地ってどんなもの?

実地見学編

 

こんにちは。寺社部長の吉田さらさです。

今回も引き続き、樹木葬墓地のお話です。

近ごろ都内のお寺の一角に、まるで瀟洒な邸宅のお庭のような墓地を見かけることが多くなりました。従来のお墓とはまるでイメージが違うこのような墓地を数多く企画・運営する株式会社アンカレッジの代表取締役の伊藤照男さんによれば、樹木葬の人気は年々高まり、土地の少ない東京都心部では、だんだんと手に入りにくくなっていく可能性もあるとのこと。どんな人が樹木葬墓地を買っているかなどの情報は前回の記事に書きましたので、今回は、より具体的な条件面などについてのお話を伺い、実際に現地に見学に行ってみます。

 

 

以下は、あくまで株式会社アンカレッジが運営する樹木葬墓地に関するQ&Aです。他のところではまた違う場合もありますのでご注意ください。

 

Q1

樹木葬墓地はお寺にあることが多いですが、実家の菩提寺と宗派が違うお寺の墓地でも購入できますか?

A.

お寺側から宗派を問うことはなく、改宗しなければならないということもありません。たとえばキリスト教の方でも問題はありませんが、墓の前に多くの人が集まって他の宗派のお経をあげたり、賛美歌を歌うなどはご遠慮ください。少ない人数の方がお墓の前で十字を切る程度のことはかまいません。

 

Q2.

お寺で法要をしなければならないのでしょうか。

A.

法要は強制ではありませんが、希望があれば、お寺で行うことができます。ただし、その場合は、当然そのお寺の宗派の形式での法要になりますので、宗派へのこだわりのある方は、菩提寺と宗派が同じお寺の樹木葬を選んだ方がよいですね。

 

Q3.

骨壺から遺骨を出してそのまま土に埋めるのでしょうか。

A.

いろいろなやり方があるでしょうが、アンカレッジの場合は、墓標の下に、骨壺(もしくは骨袋)で埋葬します。最初は個別で埋葬されますが、一定の年数が経過したら合祀墓に移し土に還ります。空いた個別の墓標には、また他の方が入り、その方も後に合祀墓のお墓で土に還る、こうした循環も樹木葬の特徴です。

 

Q4.

ひとつのお墓に遺骨は何人分入るのでしょうか。

1人分、2人分、家族4人分のタイプがあり、それぞれ費用が違います。

 

Q5.

ペットと一緒に入れますか?

A.

近年ではそのような希望も多く、実際に入れるところもあります。しかし、他の方のお骨とやがては一緒になることもあるため、難しい面も。中には、同じお寺内に別途ペット霊園を併設しているところもあります。

 

Q6

費用は一括払いですか?

A

最初に一括で支払う形式のところもありますが、アンカレッジの場合は、お墓に入られる予定の最後の方が亡くなるまでは、年間の管理費が必要となります。これは、主にお墓周りを美しく保つための費用に使います。また、対象となる方の生存確認の意味もあります。

 

以上のような基本条件を踏まえた上で、アンカレッジさんが運営している樹木葬墓地2か所を見学させてもらいました。

 

一つ目は、JR日暮里駅から徒歩5分のところにある「長明寺 谷中樹陵 久遠」です。

谷中を代表する観光地、夕焼けだんだんや谷中銀座のすぐ近くにあり、交通至便。ついでにお買い物もできるので、お参りに来てくれる人も楽しいだろうなと思います。

 

長明寺は1609年に創建された日蓮宗の寺で、徳川家ゆかりの寺としても知られています。かつては、近くに藍染川が流れており、蛍の名所であったことから、「蛍沢の寺」とも呼ばれていました。また、このあたりは、鶯谷と呼ばれた地域の一部でもあり、実際に鶯の初鳴きが聞ける場所でもあります。境内奥には、谷中でも数少ない古くからの樹林がまだ残されており、何とも風情がある場所です。いいなあ、こんなところで、永遠に季節の移り変わりを愛でて過ごすなんて、最高ではありませんか。

こちらの区画は、13年間、墓石のある場所を個別に使えます。13年が過ぎると、写真奥の五輪塔の下に合祀されます。四角い墓標はいろいろと細工ができるので、お名前だけでなく、お好みに合わせていろいろなものが彫られていて楽しいです。

 

 

丸い墓石はお名前、誕生日、死去された日が彫られています。こちらの区画は、墓石の下に小さな穴があり、そちらに、骨袋に入れたお骨を安置して埋める形です。こちらも一定期間が過ぎたら、別の方の墓石と入れ替えることになります。

 

わたしが特に気に入ったのは、このタブの巨樹の下の区画です。少し影になるので、より穏やかで静かな時間を過ごせそうな気がします。

 

次に訪れたのは、品川区五反田の「本立寺 島津山庭苑」です。JR五反田駅から徒歩10分、都営浅草線高輪台駅から徒歩5分。こちらも17世紀に創建された日蓮宗のお寺で、高輪や白金にもほど近く、東京の一等地。にもかかわらず、広い境内には緑があふれ、小鳥が飛び交う、都会のオアシスのようなお寺です。

 

こちらは著名な庭園デザイナー、石原和幸さんとのコラボによるガーデニング風の樹木葬墓地です。明るく美しいこのエリアは、境内にある従来の墓所とはかなり雰囲気が異なります。同じ「お墓」でも、考え方ひとつで、こんなに違って見えるのですね。

 

四季の花が咲く美しい庭園の中で静かに眠れそう。

 

墓石の下には、このような穴があります。

ここに、お骨を入れた骨壺を安置するのですね。

 

本立寺の本堂です。1966年に建てられたコンクリート製のお堂で、当時とすれば、たいへんユニークな建造物だったと思われます。

 

こちらは本師堂と呼ばれるお堂の内部。真新しく明るくて、こんなところで法要をしていただけたら、参列する皆さんにも喜ばれるかと思います。

 

境内の一角にはペット霊園もあります。一緒のお墓には入れなくても、すぐ近くに「うちの子」も眠っていると思うと安心できますね。

 

境内には、地域ネコと、なぜかカエルが多いのだそうです。そういうのも、何だかほっこりするなあ。

 

見学を終えて。長明寺と本立寺、どちらも立地、雰囲気ともによくて甲乙つけがたく、この日の段階では、まだ決められませんでした。いずれにせよ、こんな素敵なところにいつか行けるんだと思えば、ますます死後の生活が楽しみになってきます。さあ、早く一番のお気に入りを見つけなければ。

 

株式会社 アンカレッジのサイトはこちらです。

長明寺、本立寺の情報もここからごらんいただけます。

https://anchorage.co.jp/

 

 

吉田さらさ 公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

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