大満足、奥三河の寺旅/ 前半 豊川稲荷編

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寺と神社の旅研究家。

女性誌の編集者を経て、寺社専門の文筆業を始める。各種講座の講師、寺社旅の案内人なども務めている。著書に「京都仏像を巡る旅」、「お江戸寺町散歩」(いずれも集英社be文庫)、「奈良、寺あそび 仏像ばなし」(岳陽舎)、「近江若狭の仏像」(JTBパブリッシング)など。

ご利益+素敵なお宿+美味しいもの

大満足、奥三河の寺旅/前半 豊川稲荷編

 

 

寺社部長の吉田さらさです。

全国各地の寺社巡りの旅情報をお伝えしています。

今回は、愛知県の奥三河地方にある、二つのお寺を訪ねます。

 

愛知県と言えば「尾張」を思い浮かべる人が多いと思いますが

それは名古屋を中心とする愛知県西部エリアです。

三河は、愛知県の東部エリアで、徳川家康の出身地。

静岡県や長野県に近く、尾張地方とはまた違う歴史と

独特の文化があると言われます。

吉田奥三河前

最初にお参りするのは、豊川市にある豊川稲荷。

お稲荷さんは大人気の神様で

日本中に数限りない稲荷神社があります。

ここは京都の伏見稲荷大社、佐賀県の祐徳稲荷神社

(茨城県の笠間稲荷神社とする説もあり)と並ぶ

日本三大稲荷のひとつですが、他のお稲荷さんとはちょっと違う。

それは、こちらが神社ではなくお寺だということです。

吉田奥三河前

正式名は豐川閣妙嚴寺というお寺で、宗派は曹洞宗。

ご本尊は千手観音です。

しかし、この寺の鎮守として祀られている

荼枳尼天(だきにてん)という仏様が

稲穂を荷い、白い狐にまたがっていることから、

いつしか稲荷神と同一視されるようになり、

「豊川稲荷」という名が一般化しました。

吉田奥三河前

お寺と言っても、そこはやはりお稲荷さん。

霊狐塚と呼ばれる一角には、狐さんの像がみっしり。

しかし、お稲荷さん=狐を祀る神社ではなく、

狐は、稲荷神のお使いさん。

稲荷神は、もともと、稲の神様です。

狐は、稲をはじめとする穀物を食い荒らす鼠を捕まえるため、

神様のお使いとして大切にされるようになったとか。

吉田奥三河前

稲荷神は、商売繁盛、殖産興業などのご利益もあって、大人気。

ぜひ、しっかりお参りしてきましょう。

境内にはご利益パワーがすごい神様が他にもいらっしゃいます。

こちらは「おさすり大黒天」と言って、

優しく撫でながらお参りすると、願いごとが叶うそうです。

吉田奥三河前

 

豊川稲荷 http://toyokawainari.jp/inariframe1.html

 

豊川稲荷アクセス

東海道新幹線の豊橋駅でJR飯田線に乗り換え、

豊川稲荷駅で降りて徒歩3分。

 

 

 

駅から続く参道にも、ここならではのお楽しみがあります。

それは、お稲荷さんの食べ比べ。

さすが三大稲荷のひとつだけあって、こちらのお稲荷さんは、

バリエーションが豊富です。

吉田奥三河前

こちらは豊川稲荷門前の「山彦」のいなほ寿司

ちょっと濃い目の甘辛いおあげの中に

、五目御飯がぎゅうっと詰まった昔懐かしい味です。

他にも、いろいろな味、不思議な形のお稲荷さんをいただける店が

参道に並んでいますので、おなかに余裕がある方は、ぜひ試してみてください。

 

山彦 http://yamahiko.net/

 

さらに詳しくお稲荷さんについて知りたい方は、

豊川稲荷ずし盛り上げ隊のページもあります。

http://www.inari-moriage.com/

 

 

 

さて、本日のお泊りは、

豊川からJR飯田線で1時間ほど山に向かったところにある湯谷温泉。

静かな渓流沿いに何軒かの旅館が並んでいます。

その中の一見、「はづ木」は、一日五組限定の小さなお宿。

源泉かけ流しのお風呂と、漢方の薬膳懐石が自慢です。

吉田奥三河前

吉田奥三河前

薬膳の本場、中国から来たシェフが腕をふるったお料理は、

美しく、体によく、しかも美味しいものばかり。

吉田奥三河前

建物は、昭和初期に建てられた数寄屋造りの料理屋さんだったものです。

随所に、現代の技術ではできない細工が施され、美しいです。

 

はづ木

http://www.hazu.co.jp/hazuki/points/

 

 

●ご利益いっぱいの寺旅+素敵なお宿の奥三河の寺旅は、

後半に続きます。

 

 

 

 

吉田さらさ 

公式サイト

http://home.c01.itscom.net/sarasa/

個人Facebook

https://www.facebook.com/yoshidasarasa  

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第18回
大満足、奥三河の寺旅/ 前半 豊川稲荷編

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