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世界で2人の日本人しかつくれない究極の口紅を『紅ミュージアム』で発見!②

表参道の『紅ミュージアム』で世界でたった2人の職人、それも日本の職人しかつくれない口紅『小町紅』に出会ったギリコ。

(その様子はぜひコチラをお読みくださいね)

 

 

紅の原料となる紅花を摘みに山形へ!!

今回はそのご報告第2回目ですよ~。

 

 

『新田工房』で紅花染め、草木染めの美しさにうっとりしたギリコ。

↓機織(はたおり)をまじかで見たり、

機織

↓紅花染めの実演もまじかで見たり。

染物体験

充実した時間を過ごしました。

 

 

それにしてもこの工房、本当に文化財のような建物でした。

(皇族も見学に来られたそうです)

↓立派な門構え

米沢 新田工房 正面玄関

↓素晴らしい日本庭園

DSCF0340

名残惜しかったのですが、次なる目的地に向け出発です!

 

 

向かうは西置賜郡白鷹町。

最寄のJRの駅から車で1時間半くらいかかる山里です。

この町にある『紅花の館』(はなのやかた)で明日、紅花摘みを体験するのです。

日が暮れる頃、白鷹町に(ようやく)着きました。が、残念ながら本日はここでおしまい。

なるべく早く寝て明日の朝(5時半集合)に備えることにします。

 

なぜかというと紅花には無数にトゲがあり、そのトゲが朝露でやわらかくなる早朝に摘むのだそうです。

 

 

*      *      *      *       *

 

みなさん、 おはようございます!

さぁ朝になりましたよ~!!!!!!

 

5時半に宿舎を出て着いた紅花畑は、朝霧が立ち込めていて幻想的です。

朝霧

畑にはすでに地元の方が。

 

摘み方のレクチャーを受けた後、さっそく作業開始。

車の音もない、静かな紅花畑。

ときおり鳥の声がするだけです。

 

お隣の方

 

↑今回一緒に参加した方をパチリ。

トゲと虫から身を守るため、全員が2重の手袋・長袖・長ズボン・長靴という重装備で作業です。

 

 

 

 

ふと気づくとすっかり夢中。

無心でひたすら花を摘んでいたギリコ。

だんだん日が高くなり、暑くなってきました~。

作業開始から2時間後、紅花摘みは終了です(とはいってもまだ朝8時前)。

ジャーン! 本日の収穫。

収穫

7人全員分を合わせて約1キロでした。これを一日干して水分を飛ばします。

 

紅花摘みの後は……一日干した紅花の花弁を”紅餅”にする体験です。

 

洗う!!

紅洗う

絞る!!

(これは洗濯機を使って脱水)

最初は黄色だった紅花ですが、洗っていくうちにどんどん黄色が抜けて赤くなっていきます。

気が遠くなるほど何度も洗い、やっと赤くなったら発酵へ。

発酵した紅を今度は……

 

 

 

丸める!!!!

紅団子

子供のころ、泥ダンゴを作った思い出がよみがえります。

この紅団子を今度は手の平で押しつぶし、平べったくしたのですが……

 

 

ムギュッとつぶすときの独特の感じが面白く、つい夢中になって押しつぶしてしまい、写真を撮り忘れてしまいました。

ごめんなさい。。。。。

ペタンコになったお団子を、この後は天日に干して乾燥させます。

この形になったものを、”紅餅”と呼ぶそうです。

 

 

 

これで今回の体験会は終了。

紅花が摘めるのは例年7月のわずか2週間。

しかも機械で摘むことができないため収穫できる量には限界があります。

紅の染料がどうして貴重なのか、今回の旅で痛いほどわかったギリコです。

東京に帰る際、みんなで収穫した紅花の上に『小町紅』をそうっとのせてパチリ。

写真-4

 

外国の方へのギフトとしてだけでなく、今は結婚や還暦のお祝いの品に選ぶ方が増えているという『小町紅』。

たしかにたくさんの手間をかけ、やっと世の中に送りだされるこの貴重で愛らしい紅は大事な方への贈り物にぴったりですよね。

もちろん誰もが気軽に山形で紅花摘みや紅餅作りを体験できるわけではないのは承知しています。

なので、まずは表参道の『伊勢半本店 紅ミュージアム』(繰り返しますが入場無料!)を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

(ここから下はオマケ。”紅花の活用編”です)

東京に帰ったギリコ。

まだ夕飯の支度に間に合う時間だったため、簡単にですが留守を守ってくれた相棒のため山形土産でご飯づくりです。

紅ごはん

ふふふ。

これなんだと思います?

紅花ご飯です!

 

実は紅は、冷え性を改善したり、口の中の病気(口内炎や荒れ)を直すなど薬としても昔は珍重されていたそうです。

地元の方は紅花をごはんにも入れるときいたので、さっそくトライしてみたのです。

(ちなみに後ろに見える緑は、白鷹町の物産店で買った地物のアスパラガス)

 

 

わ~、食卓が華やぎます~。

 

 

 

ちなみにつくり方はとても簡単!

 

 

①乾燥紅花をお酢を少々入れたぬるま湯に数分つけます。

②花弁がやわらかくなり発色がさらによくなったら、きつ~く絞って炊きたてのごはんに混ぜる

 

だけ。

 

 

 

使ったのは『紅花の館』で購入した乾燥紅花840円(税込)。

乾燥紅

山菜ごはんのような素朴な風味のごはんです。

このときはうるち米にいれましたが、もち米にするとさらにおいしいかもしれません。

ごはんに混ぜる以外には、

お茶にしたり

紅茶

 

お風呂に入れてもよいそうです。

そうそう『伊勢半本店 紅ミュージアム』でもおいしいべにばな茶(ティーバックになっていて便利)が販売されています!

飲むとカラダがポカポカしますよ。

ぜひお試しを♪

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