炭水化物を食べたら腸内「ヤセ菌」が増えた!? その訳は?

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現代人の腸内環境について語ってくださったのは、写真左の京都府立医科大学消化器内科学教室 准教授・医学博士の内藤裕二先生。

 

今まで累計約5万人のお腹を診察し、便通に悩む人が増えている傾向にあると言います。

「命に関わるほどではないと軽く考えがちですが、大腸がんは年間で10万人も発症しています。そこまで深刻な状態にはならなくても、QOLは確実に下がります」

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「ヨーロッパの人たちは1日25gも食物繊維を摂取していると言われています。それに比べて現代の日本人は足りていない人がほとんど。食物繊維をもっと食べるよう伝えると、ゴボウですか?レタスですか?と聞いてくる患者さんが多い。食物繊維を理解していないのも不足している原因だと思います」

 

水溶性食物繊維は、善玉菌のエサになり、ヤセ菌を増やしてくれるもの。不溶性食物繊維は、腸の働きを良くして便通をスムーズにし、デブ菌を減らしてくれるもの。つまりどちらも必要です。

「ゴボウとレタスにはどちらも含まれていますが、特に食物繊維の含有量が多い野菜ではありません」

日本食品標準成分表によると、ゴボウは100gあたり6g、レタスはさらに低く1.1g。それに比べて、MACの代表格、小麦ブランには42.8gも含まれています。

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写真右の日本体育大学体育学部教授・コンディショニング研究会 代表の杉田正明先生は、アスリートと腸内環境の関係について説明してくださいました。

 

「さまざまな働きを持つ腸はいわば身体のコントローラー。アスリートが本番で最大限のパフォーマンスを発揮するには、より良いコンディションをキープして臨むこと。そのためには腸内環境を整えるファイバーデトックスが必要になってきます」

 

箱根駅伝などで水分を摂っているのに脱水症状で倒れる選手は、ストレスから腸の働きが悪くなり、水分が吸収されなくなってしまうことも原因とか。「アスリートと腸の障害」に関する研究は世界でも多く報告されていて、腸からの吸収をよくするためにサプリメントで腸内環境改善に取り組んでいる選手もいるのだそう。

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小麦ブランを配合し、食物繊維を豊富に含む製品にはケロッグの「オールブラン」シリーズなどがあります。また、小麦ブラン研究会のサイトには、小麦ブランを使ったレシピが紹介されています。

 

そのほか、アンチエイジング料理の第一人者でもある堀知佐子シェフのお店「ル・リール」や美容クリニックのドクターが監修する「TI DINING」、肉師厳選の和牛と産地直送の野菜にこだわる「89BAL」では、スーパー大麦を使ったメニューを楽しむことも。

 

痩せるためにも、健康を維持するためにも、そして日常的なコンディショニングとしても、食物繊維を豊富に含む大麦や小麦ブランを上手に取り入れたいものです。

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