巻きすのかわりにラップを使って巻いた、小さいキンパをご紹介します。
手巻き寿司サイズののりを使えばぶきっちょさんも失敗なし!
ラップでラクラク、小さいキンパ
●材料(2人分)
- 焼きのり(手巻き寿司用、全形の1/2サイズ約21×9.5㎝)……2枚
- ごま油……小さじ1
- えごまの葉……4枚
- カニ風味かまぼこ……2本
- きゅうり……1/4本
- たくあん……30g
- オートミールご飯……2食分
◆オートミールご飯の作り方は、下のリンクから読むことができます。
●作り方
- 1.きゅうりとたくあんは、棒状にのりの短いほうの辺の長さに合わせて2本に切る。
- 2.ラップを縦長に広げ、上にのり1枚を縦長になるように置き、全体にごま油をハケで塗る。
- 3.温かいオートミールご飯をのりの奥を3㎝残すように広げる。その上にえごまの葉を横にして手前、奥と並べる。さらにその上にきゅうり、たくあん、カニ風味かまぼこ(手でほぐす)を、手前から順に並べる(硬いものを手前に置いたほうが巻きやすい)。
- 4.手前から奥に向かって具材をひと巻きして芯にし、芯の部分をキュッと押さえ、手前に向かって軽く引き締めてから、奥に転がして巻く。もう1本も同様に巻く。ラップに包んで5分ほどおいてなじませる。食べやすい長さに切る。
※ここでは、粒状タイプのオートミール(ロールドオーツ)を使用していますが、一般的なフレーク状タイプ(クイックオーツ)でも同様に作れます。
●Megumi’s Point
具材として、ナムルやサラダチキン、卵焼きもおすすめ。ごま油を包丁に塗って切ると切りやすい。よく切れる包丁ならラップごと切ると、断面がきれいになります。
レシピを教えていただいたのは
藤井 恵さん
Megumi Fujii
料理研究家、管理栄養士。30代からテレビや雑誌で大活躍。家族の健康を考えたおいしくておしゃれなレシピが大人気に。近年は中高年の健康にフォーカスしたメニューも多く提案。近著に、『藤井恵の「からだが整う」おかゆ』(文化出版局)
撮影/神林 環 料理/藤井 恵 スタイリスト/洲脇祐美 取材・原文/瀬戸由美子