イワシとじゃがいもの組み合わせは南仏料理定番の好相性。イワシは酢につけると脂っぽさが消え、さっぱり仕上がります。
イワシのビネガーマリネとじゃがいもハーブパン粉焼き
●材料(2人分)
- イワシ……4尾
- 塩……小さじ1/2
- 白ワインビネガー……大さじ2
- じゃがいも……2個
<A>
- ローズマリー(みじん切り)……大さじ1
- ディル(みじん切り)……大さじ1
- パセリ(みじん切り)……50g
- 粉チーズ……大さじ2
- パン粉……大さじ4
- オリーブオイル……大さじ2
- ※ハーブは好みでアレンジOK。イタリアンハーブミックスを使用するのもよい。
●作り方
- 1. イワシは頭を切り落として内臓を取って洗う(下処理ずみのものを使用してもOK)。塩をまぶして15分おき、水気を拭いてワインビネガーをからめ、10分おく。
- 2. じゃがいもは皮をむき厚さ1㎝の輪切りにし、さっと洗ってラップに包み、電子レンジ(600W)で5分加熱する。
- 3. 耐熱容器にイワシ、じゃがいもを交互に並べ、混ぜ合わせたAを、表面全体にのせる。
- 4. 220℃に予熱したオーブンに入れて20~25分焼く。好みでレモンを添える。
メンタル応援POINT
じゃがいものビタミンCは、加熱しても壊れにくいのが特徴。ハーブの香りには、リラックス効果が期待できます。
幸せホルモンを出す!
〜メンタル応援3つのカギ〜
1. タンパク質をしっかり。朝食での摂取を特に意識
1日の推奨摂取量は体重1㎏あたり1g(体重50㎏の人は50g)。最も効率よく利用される朝食は体重1㎏あたり0.4gを目標に。
2. ビタミンとミネラルで代謝・吸収をサポート
おもなビタミン・ミネラルはタンパク質食材に含まれていますが、ビタミンCは含まれていないので野菜などから摂取を。
3. 糖質控えめと食物繊維で血糖値の乱高下を抑える
糖質を多く含む主食(ご飯、パン、麺類)の量は控えめに。また、腸での糖の吸収を緩やかにする食物繊維を積極的に。
監修/姫野友美(心療内科医)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
レシピを教えていただいたのは
家族の健康を考えた、おいしくてヘルシーで簡単なレシピが大人気。近年は更年期世代にフォーカスしたメニュー提案も多い。『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』(世界文化社)など著書多数
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/藤井 恵 監修/姫野友美 構成・原文/瀬戸由美子