大豆の旨味にのりの風味が溶け込んだ豆乳スープは、栄養満点。最後の一滴まで飲み干したいおいしさ!
鶏つみれと水菜、岩のりの豆乳鍋
●材料(2人分)
- 鶏胸ひき肉……200g
- えのきたけ……1袋(100g)
- 水菜……200g
- 岩のり……20g
- だし汁……400㎖
<A>
- おろししょうが・酒……各大さじ1/2
- 卵(小)……1個
- 塩……少々
- 片栗粉……大さじ2
<B>
- 無調整豆乳……400㎖
- 塩……小さじ1/2
- しょうゆ……小さじ1
●作り方
- 1. 鶏胸ひき肉にAを加えて練り混ぜる。
- 2. えのきたけは石づきを取って長さを4等分に、水菜はざく切りにする。岩のりはさっと水にくぐらせて水気をきる。
- 3. 鍋にだし汁を入れて煮立て、①の鶏ひき肉にえのきたけを加えて混ぜ、ひと口大に丸めて鍋に入れる。2~3分煮たら表面のアクを取る。
- 4. Bを入れ、煮立ったら、水菜、岩のりを加えながら食べる。好みで七味唐辛子をふる。
メンタル応援POINT
岩のりはタンパク質やビタミンB群、鉄などのミネラル、食物繊維を、水菜も鉄、葉酸、ビタミンCを含みます。
幸せホルモンを出す!
〜メンタル応援3つのカギ〜
1. タンパク質をしっかり。朝食での摂取を特に意識
1日の推奨摂取量は体重1㎏あたり1g(体重50㎏の人は50g)。最も効率よく利用される朝食は体重1㎏あたり0.4gを目標に。
2. ビタミンとミネラルで代謝・吸収をサポート
おもなビタミン・ミネラルはタンパク質食材に含まれていますが、ビタミンCは含まれていないので野菜などから摂取を。
3. 糖質控えめと食物繊維で血糖値の乱高下を抑える
糖質を多く含む主食(ご飯、パン、麺類)の量は控えめに。また、腸での糖の吸収を緩やかにする食物繊維を積極的に。
監修/姫野友美(心療内科医)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
レシピを教えていただいたのは
家族の健康を考えた、おいしくてヘルシーで簡単なレシピが大人気。近年は更年期世代にフォーカスしたメニュー提案も多い。『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』(世界文化社)など著書多数
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/藤井 恵 監修/姫野友美 構成・原文/瀬戸由美子