野菜の鮮やかな色合わせで視覚的にも元気をチャージ! 嚙むほどに広がる肉の旨味ときくらげのプリプリ食感を堪能して。
牛赤身肉ときくらげの中華炒め
●材料(2人分)
- 牛赤身肉焼き肉用(ヒレ、ランプ、ももなど)……200g
- きくらげ(生)……150g
- ほうれん草……200g
- にんじん……1/2本
- 油……大さじ1/2
- 片栗粉……小さじ1
<A>
- しょうゆ・酒……各小さじ1/2
<B>
- しょうゆ……小さじ2
- 砂糖……小さじ1/2
- 酒……小さじ2
- 豆板醤……小さじ1
- おろしにんにく……小さじ1/2
●作り方
- 1. 牛肉にAを加えてよくもみ込む。ほうれん草は長さ5㎝、にんじんも長さ5㎝の細切りにする。きくらげは石づきを取ってひと口大に切る。
- 2. フライパンに湯を沸かし、油小さじ1程度、塩少々(各分量外)を加えて、にんじん、ほうれん草をゆでる。ゆで上がったらザルに上げ、菜箸で押して水気をしっかりきる。
- 3. 炒める直前に牛肉に片栗粉をまぶす。フライパンに油を入れて熱し、肉を炒めて色づいたら、きくらげを加えて炒める。混ぜ合わせたBを加え、さっと炒める。
- 4. 皿に②、③を盛る。
メンタル応援POINT
きくらげ、ほうれん草に含まれる非ヘム鉄は吸収しにくい鉄ですが、牛肉のヘム鉄・タンパク質が吸収をサポート。
幸せホルモンを出す!
〜メンタル応援3つのカギ〜
1. タンパク質をしっかり。朝食での摂取を特に意識
1日の推奨摂取量は体重1㎏あたり1g(体重50㎏の人は50g)。最も効率よく利用される朝食は体重1㎏あたり0.4gを目標に。
2. ビタミンとミネラルで代謝・吸収をサポート
おもなビタミン・ミネラルはタンパク質食材に含まれていますが、ビタミンCは含まれていないので野菜などから摂取を。
3. 糖質控えめと食物繊維で血糖値の乱高下を抑える
糖質を多く含む主食(ご飯、パン、麺類)の量は控えめに。また、腸での糖の吸収を緩やかにする食物繊維を積極的に。
監修/姫野友美(心療内科医)
ひめのともみクリニック院長。豊富な心療内科の経験をもとに、オーソモレキュラー医学に基づいた栄養療法を指導。『心療内科に行く前に食事を変えなさい』(青春出版社)、『ストレス脱出レシピ』(主婦の友社)ほか著書多数
レシピを教えていただいたのは
家族の健康を考えた、おいしくてヘルシーで簡単なレシピが大人気。近年は更年期世代にフォーカスしたメニュー提案も多い。『藤井恵さんの更年期ごはん 心と体がラクになる食べ方の工夫』(世界文化社)など著書多数
撮影/神林 環 スタイリスト/洲脇佑美 料理/藤井 恵 監修/姫野友美 構成・原文/瀬戸由美子