今回はボウル一つでできる、春らしい新玉ねぎを使った、さっと煮です。1度作ってみると、次回からは何も考えず楽々できます。
豚と新玉ねぎのしょうが風味煮
豚肉には疲労回復効果がある栄養素として知られるビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖質の代謝にも欠かせない栄養素で、ダイエット中の人のたんぱく質としても優秀。
このビタミンB1は、辛みのある香味野菜に含まれる「アリシン」という成分と一緒に食べることで吸収率がアップすると言われています。そこで今回は、アリシンを含み、これからが旬の新玉ねぎと組み合わせます。
新玉ねぎにはイヌリンと呼ばれる水溶性食物繊維が含まれていて、腸内のビフィズス菌を増やして胃腸の調子を整えたり、食事の後の血糖値の急激な上昇を抑え、ゆるやかにしてくれる働きがあるといわれています。
このほかにも、豚肉に多く含まれるビタミンB12は睡眠のリズムを整えてくれる効果が期待できるそう。
3月、卒業や入学、異動や転勤など、生活の変化が重なる方も多いかと思います。しっかり食べてしっかり寝て、疲れをためないことを意識して、でもかんたんおいしい料理で、乗り切りましょう。
材料(2人分)
豚切り落とし(またはバラでも):200g
新玉ねぎ:1個
スナップエンドウ:4本
※しょうがすりおろし:10g
※しょうゆ:小さじ2
※酢:小さじ1/2
※ケチャップ:小さじ1
※塩:小さじ1/4
作り方
①新玉ねぎは半分に切り、くし形の薄切りする。スナップエンドウは筋を取り、斜めに3~4切れに切る。
②豚肉は大きければ食べやすい大きさに切り、耐熱ボウルに入れ、※をもみこむ。
③ ②の下に玉ねぎの半分を入れ、上に残りのたまねぎをのせて、ふわっとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分半加熱する。
④ ③にスナップエンドウを加えて、ふたたびラップをかけ、さらに600wで1分半加熱する。30秒ほどそのままおいて、全体を和えて、皿に盛る。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!