柔らかな春キャベツは生で。ザクザク千切りにしてサラダに。ビタミンCも効率よくとれます。 とはいえ、毎回千切りキャベツもねえ、という方に、今回は火が入りやすい春キャベツを活かした、豚汁をご紹介します。
春キャベツとトマトの豚汁
春キャベツが店頭に並んでいます。 秋に種をまき、春から初夏にかけて収穫されるから春キャベツ。巻きがゆるめで、葉が柔らかいのが特徴です。
このあと、夏に種をまき、冬に収穫されるものを一般的にキャベツと言っていて、ピタッと密着した巻きになり、煮崩れしにくいずっしり重いキャベツになります。
キャベツの緑の濃い外側の葉にはビタミンA、芯に近い白い葉にはビタミンCが多く含まれています。また食物繊維も豊富です。
さらに、キャベツに含まれるビタミンUは、キャベツから発見されたことから、別名キャベジンとも呼ばれている栄養素で、傷ついた胃の粘膜の修復をサポートしてくれると言われています。
まずは、グルタミン酸の多いトマトも加えた初夏っぽいさっぱりした豚汁です。
鍋にどんどん入れて火にかけるだけでできます。
材料(作りやすい分量 2、3人分)
春キャベツ:1/2 個
ミニトマト:8個
豚細切れ肉:100g
だし昆布:1枚(20g)
塩:ひとつまみ
酢:小さじ1
味噌:大さじ2
酒:大さじ2
水 :300ml
作り方
1 トマトはヘタを取る。(丸ごと使う)
2 豚肉は大きければ食べやすいひと口サイズに切り、塩と酢を揉みこむ。
3 鍋にキャベツを2~3cm目安にちぎっていれ、①と②とだし昆布も加える。
4 ③に酒と水を加え、蓋をして中火で12~3分煮る。トマトやキャベツからも水分が出ているので、全体をざっくりとまぜ、味噌を溶き入れる。
(味をみて足りなければ、味噌を足して好みの濃さに整えてください。)
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!