煮っころがし以外にもアレンジ自在!ユニーク里いもレシピ
寒くなってくると食べたくなるもののひとつに、里いもがあります。ニューヨークでは、チャイナタウンでよく売っています。値段も手ごろ!味も素朴で庶民的ですよね。
里いもは独特のぬめりが特徴ですが、そのぬめりは血圧を下げ血中のコレステロールを取り除く効果があるそうです。むくみ予防につながるカリウム、便秘を防ぐ食物繊維も豊富に含んでいます。
お財布に優しい値段がうれしい秋冬の味覚!
里いもといえば、「里いもの煮っころがし」がまず浮かびます。アワエイジ世代にはお腹も心もほっとする味ですが、醤油と酒、砂糖、またはみりんで味付けした煮っころがしですと、欧米人やこちらで生まれ育った子供たちの箸は今一つ進まない気がします。じゃがいもばかりでは飽きてしまうので、里いもの登板を増やしたいところ!そこで、思い切って今まで合わせたことのない食材や調味料を合わせてみました!そうしたら、思いがけずおいしくてビックリ!そんな新発見の3品をご紹介しますね。
こちらは、ちょっとユーモラスな遊びを入れた「里いもの目玉焼き風」
里いもは皮をむいて一口大に切って茹でます。塩を少し入れた水に入れて沸騰してきたら1~2分そのまま茹でて火を止め、蓋をしたまま3分くらい放置します。
竹串をさして柔らかくなっているか確認し、茹でこぼします。
それをマッシュして、塩胡椒、刻んだローズマリーを加えて混ぜました。広げて直径5cmくらいの円をつくったら、中央にくぼみをつくりましょう。それをオリーブオイルを入れて熱したフライパンに並べます。底に焦げ目がついてきたら、中央にウズラの卵を割り入れます。あとは蓋をして、好みの半熟加減になったらできあがり。
お皿に盛り付けてから、黒胡椒を少し振りかけました。
里いもが白っぽいので、なんとなく目玉焼きのように見えませんか?
そして食べてみたら、これがなかなかおいしくて!とろっとしたウズラの卵、そしてローズマリーが意外に里いもにあうと実感しました!
トロトロの半熟ウズラの黄身をつけながら食べるのがおすすめです!
次は、里いもをスライスして焼いたもので、カレー味にしてみました。
里いもは皮をむいて、2~3mmの厚さにスライスします。
さっと茹でてから、オリーブオイルをしいて熱したフライパンで、こんがり焦げ目がつくくらい焼きます。そこにカレー粉を入れたマヨネーズを投入。
里いも2つに対してマヨネーズ大さじ1弱、カレー粉は小さじ3分の1くらいを目安にしてください。カレー粉入りマヨネーズを全体にからめてできあがり。
里いもとカレー粉も合いますね!ワインのお供にも、おやつにもイケます!
できたての温かいのを是非お試しくださいね!
里いもとケチャップも今まで合わせたことがなかったのですが
やってみたら意外においしくて、あっという間に完食!
一口大に切った里いもを茹でるところまでは、目玉焼き風と同じです。
その間、ソーセージを里いもと同じような大きさに切っておきます。量は、里いもと同じくらいかやや少なめがいいでしょう。
フライパンにオリーブオイルを熱し、里いもとソーセージを炒めます。塩胡椒とケチャップを加え、全体にケチャップがからまってから、最後に刻んだローズマリーを少し加えました。ローズマリーでなくてもパセリでもいいと思いますし、なしでもいいと思います。
ビールやワインが進みそうな1品になりました。
お弁当のおかずにも合いそうです