ファーマーズマーケットに桃が並ぶ季節になってきました!味も手触りも繊細、生でも火を通してもおいしい桃は、ファーマーズマーケットで人気の果物の1つになっています。

桃はビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維を含んでいます。桃の皮には強い抗酸化作用をもつポリフェノールの一種、カテキンが含まれているので、私は皮も可能な範囲で食べるようにしています。
桃の料理は手をかけるよりも、組み合わせる素材との相性を重視してシンプルに調理するのがおいしく仕上げるコツと思います。
今回は、桃を使ったおしゃれでおいしくて簡単な料理を3品ご紹介します。
桃とりんごのサラダ

口当たりのさっぱりした、とってもおいしいおすすめのサラダです。
桃は中くらいの大きさ1個、りんごは大きいものであれば1/4個、それぞれタネとヘタをとって角切りにします。皮はつけたまま使いましたが、お好みでむいていただいてもいいです。桃とりんごをボウルに入れ、そこに胡桃を軽くひとつかみ、塩胡椒各少々、オリーブオイル大さじ1、レモン汁小さじ1、キッチンハサミで千切りにしたバジルの葉っぱ7~8枚を加えて全体を混ぜます。
暑くて食欲のない夏にピッタリ!サラダとしても、肉料理や魚料理の付け合わせにも使えます。
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桃と生ハムとチコリのフィンガーフード

火を使わないでつくれる、おしゃれなアペタイザーです。
チコリは葉っぱを1枚ずつ外し、洗ってペーパータオルの上に逆さに置いて水気を切っておきます。
桃と生ハムを小さく切り、チコリの中にバランスよく詰めます。オリーブオイルと黒胡椒を少しずつふりかけてできあがり!桃の甘みと生ハムの塩気がよくマッチした、おもてなし向きの1品です。
ポークの桃ソースがけ

ソースといってもローストしてざくざく切っただけなんですが、ポークによく合います。
ポークは1.5センチくらいの厚みのあるものを使いました。両面、浅く斜め格子に切り込みを入れ、塩胡椒して、フライパンで7分ずつくらい両面焼き、その後摂氏175℃のオーブントースターでさらに10分焼きました。
その間、桃1/2個は種をとり、皮をつけたまま軽く塩胡椒して、175度のオーブンで20分ロースト。
焼きあがったら、豚肉は写真のようにスライスしてお皿に盛り付け、桃はざくざくと切って、並べた豚肉の上におきました。そこにオリーブオイルを少しかけ、バジルの葉っぱを散らしただけです。なんとなく手をかけたようにみえますが、簡単でおいしい!鶏や牛肉ではなく、ここはぜひポークでお試しください。


