サラダをたっぷりのっけたガレットは、ヘルシーでおいしそう。そば粉のガレットはおなじみですが、大豆粉を使うのは、ミーナ初耳。大豆粉&オイルビーンズでタンパク質を補って、栄養バランスもぐっとよくなりますね。
脳が喜ぶ栄養がギュッと詰まった「豆」を使い回す。
オイルビーンズが大活躍!
豆にはタンパク質をはじめ、脳を元気にする栄養がたっぷり。
さらに、オイルに漬けておくとすぐに使えて便利です。
太平洋に浮かぶ楽園、タヒチをイメージしたポリネシアン・フレンチメニューで豆をおしゃれに楽しんで!
ここでは、さまざまな種類のオイルに漬けたいろいろな豆を使ったお料理のレシピをご紹介します。
今回は、「マカダミアナッツオイル漬けの大豆」を使ったガレットのレシピです。
大豆 ×マカデミアナッツオイル(+にんにく、唐辛子)
マカデミアナッツオイルには脳の血管を丈夫にするといわれるパルミトレイン酸が。
大豆は豆の中でも特にタンパク質、ミネラルが豊富。イソフラボンも摂取できます。
【大豆粉ガレット】
大豆粉を使ったもっちり生地。
野菜をたっぷりくるんで召し上がれ
■材料(直径18㎝のガレット2枚分)
A(大豆粉50g 薄力粉20g 塩ひとつまみ 卵水〈卵1個に水を加える〉150㎖)
ハード系チーズ(ペコリーノなど)適量
サラダ野菜(レタス、ルッコラ、トマトなど)適量
油適量
B(大豆のオイル漬け大さじ3 大豆を漬けておいたオイル大さじ1 ナンプラー小さじ1 レモン汁小さじ1)
■作り方
❶Aの材料をボウルに入れて泡立て器でよく混ぜます。
❷フライパンに油をひいて熱し、軽く煙が立ってきたらぬれぶきんの上に置いて、底を冷まします。
❸フライパンに①の半量を流し入れて薄く広げ、弱火で焼きます。表面が乾いてきたら、薄切りにしたチーズを中央にのせ、四隅を内側に折り曲げます。同様にもう1枚分を作ります。
❹皿に盛りつけ、上にサラダ野菜をたっぷりのせて、合わせたBをかけます。
オイルビーンズの作り方
ゆでた豆100g 塩小さじ¼ 好みのオイル70㎖
●豆は、パッケージの分量・指示通りにもどして(レンズ豆は水でもどさなくてOK)ゆでます。水分は傷みの原因になるので、ゆで上がったらキッチンペーパーでしっかり水気をふき取って使用します。水煮缶を使ってもOK。ドライパックは水気を取る手間が不要で便利です。
●上記の豆とオイルの分量は、容量200㎖の瓶を使用する場合の目安。豆がオイルにすべて漬かるようにします。漬かっていない部分があれば、豆がひたるまでオイルを足して。
●好みでハーブや唐辛子、にんにくなどを加えてもOK。
次回は、今回と同じ「マカダミアナッツオイル漬けの大豆」を使ったリゾットのレシピをご紹介します。
撮影/板野賢治 料理・スタイリング/沼津りえ 構成・原文/瀬戸由美子