ミラクル免疫力をつけると、老けない!
この連載では、書籍『ミラクル免疫力をつけると、老けない!』(白澤卓二著・小田真規子メニュー製作、集英社刊)から、免疫力をアップしてアンチエイジングライフを叶える方法をお伝えしていきます。ミラクル免疫力をすぐに実践できるレシピもご紹介。ぜひお役立てください。
第3章
ミラクル免疫力! をつけて、老けない食べ方
免疫力をアップさせる ミラクルメニュー60
ブロッコリー、カリフラワー、小松菜、クレソン、菜の花、
ルッコラ、水菜、キャベツ、芽キャベツなど
●アブラナ科の野菜●
毎日数種類の緑の野菜を、ミキシング、刻む、あるいはよく噛んで食べることが重要
免疫力強化には、アブラナ科の野菜の摂取が大変重要。アブラナ科野菜は硫黄含有化合物を含み、刻んだりミキサーにかけると野菜の細胞壁が壊れ、化学反応を起こしてイソチオシアネート類に変化。イソチオシアネート類は、とびぬけた免疫力強化作用、抗がん作用を持つことが証明されています。
ここでは、料理家・栄養士・フードディレクター小田真規子さんに、さまざまなアブラナ科の野菜を使った料理7種のレシピを教えていただきます。
今回は、焼きキャベツと焼き菜の花の塩麹添えです。
13:免疫力を強化するキャベツと菜の花を、塩麹でパワーアップ
焼きキャベツ・焼き菜の花の塩麹添え
【材料】2人分
菜の花 ½把(100g)
キャベツ ⅙個(200g)
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
塩麹 小さじ1~2 ※塩麹の作り方の回参照
レモンのくし形切り 適量
【作り方】
①菜の花は根元の部分を1㎝ほど切り落とし、冷水に根元を浸して3分おき、葉とつぼみをパリッとさせます。
②キャベツは半分のくし形切りにします。
③直径26㎝くらいのフライパンでオリーブオイルを中火で熱し、半量の菜の花、キャベツを広げて入れます。ヘラで軽く押しながら中火のまま3~4分焼き、焼き色をつけます。
④上下を返し、さらに3~4分焼きます。葉が焦げるくらいが◎。残りも同様に焼きます。取り出して長いまま盛ります。切り分けて、塩麹、レモンをかけながらいただきます。
■白澤教授コメント
免疫力を高めるキャベツと菜の花を焼き、有効成分たっぷりの塩麹で食すシンプルメニュー。オリーブオイルはエクストラバージンがおすすめです。苦味成分オレオカンタールが含まれ、傷ついた脳の細胞を修復する作用があります。
小田真規子 Makiko Oda
料理家・栄養士・フードディレクター。有限会社スタジオナッツ主宰。
「オレンジページ」「きょうの料理」「ESSE」など料理関連雑誌、
企業PR誌にオリジナルの料理やお菓子のレシピを発表。
NHK「きょうの料理」「おかずのクッキング」などテレビ番組でも活躍。
誰もが作りやすく簡単でおいしいメニュー開発を心がけ、
ヘルシーで低カロリーのお菓子のレシピも評価が高い。
著書に「和食って意外と簡単!」(扶桑社)、「捨てないレシピ野菜編」
(オレンジページ)。
『ミラクル免疫力をつけると、老けない!』(集英社 1,100円+税)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-333127-5&mode=1
次回は、ミラクル免疫力をつける食材ばかりを使ったヘルシーなサラダのレシピをご紹介します。
料理制作/小田真規子 撮影/奥谷 仁 スタイリング/銀川理恵子 編集・構成/遠藤励子