ミラクル免疫力をつけると、老けない!
この連載では、書籍『ミラクル免疫力をつけると、老けない!』(白澤卓二著・小田真規子メニュー製作、集英社刊)から、免疫力をアップしてアンチエイジングライフを叶える方法をお伝えしていきます。ミラクル免疫力をすぐに実践できるレシピもご紹介。ぜひお役立てください。
第3章
ミラクル免疫力! をつけて、老けない食べ方
免疫力をアップさせる ミラクルメニュー60
にんにく、しょうが、万能ねぎ、みょうが、ハーブなど
●香り野菜●
有害物質をデトックスして、免疫機能を強化。
多種類を摂るのが、ミラクル免疫力への近道
さまざまな薬効成分を持つ香り野菜。有害物質をデトックスして免疫力を強化する働きがあります。毎日少量ずつ多種類を摂取したいもの。スープやみそ汁、サラダ、麺類などあらゆる料理に使うことを心がけてください。野菜や果物のフィトケミカルに比べ、ハーブの薬理作用は明確なのが特徴。積極的に使いたい食材です。
ここでは、料理家・栄養士・フードディレクター小田真規子さんに、有害物質をデトックスし、免疫力を強化してくれる香り野菜を使った料理2種のレシピを教えていただきます。
今回は、代謝を活性化し、殺菌力抗酸化力抜群の生姜・にんにくと、万能ねぎたっぷりの塩麹オイルがけのトマトサラダです。
25:代謝を活性化し、殺菌力抗酸化力抜群のしょうが、にんにくを上手に摂取
生姜・にんにく・万能ねぎたっぷり塩麹オイル トマトにかけて
【材料】2人分
[塩麹オイルは作りやすい量]
A
しょうが 1かけ
にんにく 1かけ
万能ねぎ 10本
えごまオイル(またはごま油) ¼カップ
塩麹(※塩麹の作り方の回参照) 大さじ1
カレー粉 小さじ¼
酢 小さじ1
トマト 2個
生松の実 大さじ1
くこの実 大さじ½
【作り方】
①Aのしょうがとにんにくはみじん切り、万能ねぎは小口切りにします。ほかの材料を加えてよく混ぜ、塩麹オイルを作ります。
②トマトは1㎝幅に切って器に盛り、①を適宜かけます。松の実とくこの実を散らします。
■白澤教授コメント
しょうがの辛味成分ショウガオールには、遺伝子の損傷を防ぐ作用が。細かく刻むほど効能が高まります。にんにくにも強いがん予防効果があり、疲労回復や血管の老化防止にも有効です。万能ねぎの緑の部分にも発がんを抑制する作用が。
小田真規子 Makiko Oda
料理家・栄養士・フードディレクター。有限会社スタジオナッツ主宰。
「オレンジページ」「きょうの料理」「ESSE」など料理関連雑誌、
企業PR誌にオリジナルの料理やお菓子のレシピを発表。
NHK「きょうの料理」「おかずのクッキング」などテレビ番組でも活躍。
誰もが作りやすく簡単でおいしいメニュー開発を心がけ、
ヘルシーで低カロリーのお菓子のレシピも評価が高い。
著書に「和食って意外と簡単!」(扶桑社)、「捨てないレシピ野菜編」
(オレンジページ)。
『ミラクル免疫力をつけると、老けない!』(集英社 1,100円+税)
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-333127-5&mode=1
次回からは、がん発症率を低下させ、免疫力を上げるさまざまな物質が豊富な「ベリー類」を使った料理のレシピを3種ご紹介します。
料理制作/小田真規子 撮影/奥谷 仁 スタイリング/銀川理恵子 編集・構成/遠藤励子