素材を選ばない柔軟さと和・洋・中すべての料理に変身できる多様性。コレステロール値の低下、老化防止、更年期症状の軽減、美容やダイエットにもいいなど、豆腐はまるでスーパーマンのような存在。奈良時代から長い長い間日本人に愛され続けてきた豆腐を、先人の知恵に感謝しつつ、おいしくいただきましょう!
今回は野菜たっぷり麻婆豆腐をご紹介します。
牛肉と大きめの豆腐で
ボリュームも満点のおかず
野菜たっぷり麻婆豆腐
■材料(4人分)
豆腐(もめん)………………………………2丁
牛肉(薄切りまたは切り落とし)…………200g
にら…………………………………………⅓束
しし唐………………………………………6本
にんにく、しょうが……………………各1片
長ねぎ………………………………………10㎝
玉ねぎ………………………………………½ 個
サラダ油………………………………大さじ2
豆板醤…………………………………小さじ2
a
鶏ガラスープの素………………大さじ1
しょうゆ、紹興酒……………各大さじ1
豆 (みじん切り)………………大さじ3
湯………………………………1½ カップ
片栗粉…………………………………大さじ2
花椒粉、ごま油…………………………各少々
作り方は次のページでご紹介します。
■作り方
1 豆腐は軽く水きりをして3㎝角に切ります。
2 牛肉は細切りにします。にらとしし唐は小口切りにします。
3 にんにくとしょうがはみじん切り、長ねぎと玉ねぎは粗みじんに切ります。
4 中華鍋を熱してサラダ油をなじませ、火を弱めてにんにくとしょうがのみじん切りを炒めます。
5 香りがでてきたら③の長ねぎと玉ねぎを加えてひと炒めし、豆板醤を加えて炒め合わせます。
6 ⑤が全体になじんだら②の牛肉をほぐし入れて炒め、肉の色が変わったらaを加えて中火で煮ます。
7 煮立ったら①の豆腐を加え、
弱めの中火で静かに煮ます。
8 ⑦の豆腐に味がなじんだら倍量の水で溶いた片栗粉でとろみをつけ、②のにらとしし唐、花椒粉を加えます。さっとひと混ぜしたら、ごま油をたらして火を止めます。
次回は豆腐と小松菜のカレー炒めのレシピをご紹介します。
料理/飛田和緒 カメラ/野口健志