こんにちは、ミーナです。みんなが知りたい、骨にいいこと、今回は3人の方の「美骨習慣」です。枕やサプリなら、取り入れやすそうですね。
姿勢のきれいな8人に聞く美骨習慣。
私たち、理由あって骨美人!
年齢とともに丸くなりがちな背中とは無縁の、すっと伸びた立ち姿が印象的な8人の骨美人たち。
ここでは、美しい姿勢を支える運動や食生活、生活習慣などから、骨美人たちの「骨力アップ」の秘策を探ります!
今回は、プリマ・バレリーナの小山久美さん、歯科医の宝田恭子さん、ジャーナリストの後藤典子さん3人の、美骨習慣をご紹介します。
小山久美さん Kumi Oyama
profile
1962年生まれ。「スターダンサーズ・バレエ団」代表・総監督。40歳以上が対象のレッスン「40歳からはじめるバレエ」を開催。初心者でもOKなメニュー内容が好評
美姿勢に不可欠な腹筋、背筋、柔軟性を
日常生活の中で刺激
プリマ・バレリーナ、指導者として40年以上にわたりバレエに携わる小山さん。バレエのレッスンは可能な限り続けているものの、残念ながらその頻度は徐々に少なくなっているとか。
「やはり若い頃と違い、背中が丸くなるのを感じますが、職業柄、年齢を重ねても美しい姿勢を保ちたいと思っています。そのためにはある程度の腹筋と背筋、柔軟性が必要。腹筋はテレビを見ながらなど、ながらでちょこちょこと。背筋は肩甲骨を動かすエクササイズを、またストレッチもできるだけ行っています」。
いずれも日常生活の中で少しずつ、毎日続けるのが小山流。さらに座姿勢を正しく保ち、腰痛を予防するグッズを長年愛用するなど、美しい姿勢を保つ工夫を取り入れています。
宝田恭子さん Kyoko Takarada
profile
1956年生まれ。歯科医師、宝田歯科医院院長。日本アンチエイジング歯科学会副会長。口元の筋肉を中心に表情筋を鍛える「くちびるエクササイズ」を提唱し、幅広く活躍
高さ調整できる枕で理想の寝姿勢を実現。
朝活で元気をチャージ
「最近はパソコンやスマホの影響で、前位状態が続きがち。姿勢が崩れるので、口元と姿勢を強く意識して、表情筋とそこにつながる筋肉のエクササイズを行っています」と宝田さん。
美と健康のために朝活は欠かせないと、毎朝5時半に起床。ベッドの中でストレッチを行ったあと、25年以上も続けているというラジオ体操を行っています。
「朝活のためにも早寝を心がけ、睡眠不足にならないようにしています。良質な睡眠のためには、マットレスや枕も重要。特に枕は、高さが5㎜違うだけでも寝心地がまるで違い、首のシワやあごのたるみの原因に。以前はバスタオルを重ねて寝ていましたが、今は高さ調整が自在にできる枕を愛用中です」
後藤典子さん Noriko Goto
profile
1956年生まれ。食と健康推進協会理事長、ジャーナリスト。食や健康だけでなく、政治・経済まで幅広いテーマを扱う。また「農医連携ユニット」を設立し、活動中
サプリの質にもこだわり、
骨の元気に欠かせないカルシウムを積極摂取
食と健康推進協会の理事長を務め、健康と食の問題に取り組む後藤さん。美骨へのアプローチでも食事を重要視。
「朝食には20品目以上の栄養バランスを考えたメニューを作り、しっかり食べることを日課に。特に、しらす干しや桜エビ、小松菜などのカルシウム源となる食材は欠かしません」。
さらに栄養の基本となるビタミンやミネラル、カルシウムはサプリメントでも摂取。食物や酵母をそのまま使用した無精製のサプリを厳選し、自然の恵みを丸ごと補給しています。
また、毎朝30分~1時間のストレッチ、ウォーキング、ストレッチポールで体幹を鍛えるなどの運動にも積極的に取り組み、動ける体と美姿勢を保持しています。
次回は、ハイヒール研究家のマダム由美子さんの、美しい立ち姿の秘訣をご紹介します。
撮影/小山志麻 取材・原文/蕨 康子