すぐに眠れるので、寝室での「音」について、あまり意識したことのないミーナです。でも、ここで紹介されているような音を聞きながら眠りにつくと、いい夢が見られそう?
理想の寝室環境、続いては「音」です。
うるさすぎるのはもちろんNGですが、無音の空間も寝づらく感じることが?
よい睡眠に導いてくれる「音」とはどんなものなのでしょう。
音があったほうが眠れるという人も
私たちが寝ているとき、覚醒反応が引き起こされる騒音レベルは
40〜50デシベル以上。
これは照明のスイッチを操作する音と同じくらいです。
「例えば、静かな音楽のように継続的に続く音より、
スイッチを入れたり、ドアをバタンと閉じたりする単発の音のほうが、
覚醒に影響を与えると言われています。
一般的には無音の静かな部屋で眠るのが理想ですが、
なかにはテレビやラジオをつけていたほうが
眠りに入りやすいという人もいるので、一概には言えません」
入眠儀式として、就寝前にリラクセーションミュージックや
読み聴かせなどのCDを聴くという方法も。
この機会に、自分なりの入眠儀式を見つけてみましょう。
リスナーの85%が「効果を感じた」という結果を持つロングセラー。
『究極の眠れるCD』 ¥1,800/ソーノボン
「ひこうき雲」などお馴染みのメロディをピアノで。
『リラクシング・ピアノ~ベスト』¥2,000/ソーノボン
あの名作映画のメロディでリラックス。
『おやすみジブリ』¥1,500/ソーノボン(INSENSE MUSIC WORKS)
名人芸。
『志ん朝復活―色は匂へと散りぬるを ろ「唐茄子屋政談」』¥2,200/ソニー・ミュージック ダイレクト
理想の寝室環境、次回は「寝具」です。
山品善嗣さん Yoshitsugu Yamashina
profile
パラマウントベッド株式会社コンシューマーチーム・睡眠改善インストラクター。
日本睡眠改善協議会評議員、睡眠環境診断士。
睡眠アンバサダーとして、雑誌など各種メディアでも活躍中。
撮影/板野賢治 スタイリスト/安部祐美 取材・原文/上田恵子
撮影協力/プロップス ナウ UTUWA