前回からスタートの自転車特集を読んで、またむくむくと自転車愛が湧いてきたミーナです。気持ちがいいだけではなく、抜群の運動効果も。今回ご紹介する鳴海美紀さんは、体脂肪率が落ち、筋肉量や基礎代謝もアップしたとか。楽しくヤセるのには、やっぱり自転車かしら。
体にいいことがいっぱい!
楽しく痩せる! 自転車LIFE
実は自転車はOurAge世代に最適な運動ツール。 スポーツとして、あるいはリゾートに、街乗りにと、ちょっとこだわりの自転車ライフを始めませんか?
ここでは、自転車ライフを送っている3組の方々のそれぞれのこだわりや、自転車ライフのおすすめの理由、そしてOurAge世代におすすめの自転車などをご紹介しています。
今回は、体力や筋力の衰えを感じ、週2~3日の自転車ライフを始めたところ、体脂肪が落ちて基礎代謝がアップしたという、鳴海美紀さんの自転車ライフをご紹介します。
仕事の打ち合わせにもクロスバイクで!
街の景色を楽しみながら行動範囲が広がりました
鳴海美紀さん Miki Narumi
profile
1966年生まれ。
北京中医薬大学で学び、国際鍼灸医師、国際中医薬膳師の資格を取得。
日中間の医療ツーリズム、TV番組の制作に携わる。
帰国後は美容・医療ライターとしても活躍。
薬膳レシピの開発、中医学セミナーなどを通じ、
体の内外から美と健康を磨く情報を発信中
単なる移動ツールではない
楽しみが!
最近クロスバイクを購入し、天気のいい日は、これで仕事にも出かけるという鳴海美紀さん。
「自転車ライフを始めたのは、久々にママチャリに乗ったら、近所の坂道で息が切れて、体力・筋力の衰えを実感したからです。どうせ乗るなら、ちょっと遠くまで乗れるものを…と、これにしました」
クロスバイクはハンドルが真っすぐで、ロードバイクよりもタウンユースしやすいのが特徴。いろいろな店を1カ月以上探し、スイスブランドの「ブルーノ」を購入。
「これに乗って、仕事の打ち合わせに、中野の自宅から六本木まで行ったり、休みの日には青山ファーマーズマーケットにもよく出かけます。だいたい30分くらいで行けますよ」
週に2〜3日は自転車ライフを楽しんでいるうちに、体組成計で測定したら、明らかに体脂肪率が落ち、筋肉量や基礎代謝がアップしたとか。
「電車だと駅から駅、点と点での移動になりますが、自転車はただの〝移動〞ではなく、街の景色や季節の移ろいなどを感じられるのが魅力です。車やバイクと違い、すぐに止まれるので、新しいお店ができていたら、すぐにチェック! 徒歩では行ける範囲が限られますが、自転車だとかなり広がります。いつもと違う視点で、思いがけない発見があることも」
自転車に乗っているときも、降りたあともおしゃれに見えるように、革のリュックに、足元は甲が固定されるパンプス。さっそうと風を切って走る姿は、健康美に満ちあふれていました。
次回は、街でも海や山でも折りたたみ自転車を楽しみ、シェイプアップ効果もあったという寺山イク子さんをご紹介します。
撮影/フルフォード海 取材・原文/山村浩子