脂肪を燃やす&遅筋を鍛える
「美ウォーキング」でさらに筋力アップ!
ウォーキングは、脂肪を燃やす有酸素運動の代表選手ですが、単に脂肪を燃やすだけでなく、長時間、力を維持するのに不可欠な「遅筋」を鍛えることができる、優秀な運動です。
「歩き」を見直して、より効果的に脂肪燃焼&遅筋力アップできる、KIMIKO式の「筋トレウォーキング」をマスターしましょう!
日常生活の中でも、より効果的に「筋トレウォーキング」を実践!
ここでは、日常生活の中で、より効果的な「筋トレウォーキング」をするための方法をKIMIKOさんに教えていただきます。今回は、これまでご紹介した「美ウォーキング」のポイント以外に、知っておきたい基礎知識についてQ&Aでご紹介します。
KIMIKOさん
profile
1961年生まれ。ポスチュアスタイリスト。
産後の体型くずれの克服にウォーキングを始めた結果、
姿勢が改善し、心身ともにスリムアップ。
独自のメソッド「ポスチュアウォーキング」
の レッスンや講習などで活躍中。
もっと知りたい!
ウォーキングの基礎知識
Q
ウォーキングシューズの上手な選び方は?
A
靴であることが重要です。かかとがしっかりホールドされ、足幅が合っていれば、安定したかかとでの着地が可能に。
また足裏ローリング(『大人の筋活Part7』連載の第2回参照)を行うために、靴底が硬すぎるものはNG。履いているうちにゆるくなったら、ひもやインソールでそのつど調整を。
Q
運動効果を上げるには、速く長く歩くといい?
A
ポスチュアウォーキングはゆっくり丁寧に歩くことで筋肉が刺激されるので、正しい姿勢できちんと歩くことが大事。意識とフォームをくずさず、1分間しっかり歩くことを日常生活の中で積み重ねていけば、必ず体は変わってきます。
正しいフォームで速く長く歩けるなら、それは◎。
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Q
歩く前に取り入れたいウォーミングアップは?
A
筋肉をほぐすことでケガの予防になり、脂肪燃焼効果もアップするため、できる範囲で準備運動を取り入れましょう。
脇をしっかり伸ばし、股関節を柔軟にしてから歩くと、歩き方もよりスムーズに。仕事や家事の合間に、手軽にできることなので、生活の中で習慣化するのもおすすめ。
[右]両手を腰に当て、腰を大きく回すことで、股関節を360度動かすようにします。
[左]両手を頭の上で組み、両腕を思いきり伸ばします。両腕は耳より後ろにくるように意識して1分程度キープ
Q
気をつけたい注意点はある?
A
汗をかいた自覚がなくても、水分補給はまめに行いましょう。タイミングはいつでもかまわないので、喉が渇く前に水分をとるように心がけて。
また、【基本の歩き方】をマスターするまで、頭の中でメトロノームを鳴らしながら歩くと集中できます。リズミカルに楽しく歩いて!
ウォーキングのお供に!
ヘルシアで脂肪燃焼を応援
西坂博紀さん
花王 フード&ビバレッジ事業グループ
「ヘルシアは、茶カテキンを1本に540㎎配合しています。高濃度茶カテキンを継続して摂取すると、脂肪を燃やす体内酵素が活性化。つまり、体の〝脂肪を燃やす力〞が高まり、消費できる脂肪の量が増えるのです。そのため、ウォーキングはもちろん、日常生活での脂肪燃焼のサポートにもおすすめです」
撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/薄葉英理(ロッセット) スタイリスト/山田祐子 イラスト/かくたりかこ 取材・原文/蕨 康子