OurAge世代にとってストレッチ系の体操は欠かせないもののひとつ。ノルディックウォーキングのポールを使うと、より効果的にウォーミングアップ&アフターストレッチができます。
教えていただいたのは
堀江恭子さん
Kyoko Horie
1975年生まれ。国際ノルディックウォーキング連盟公認・日本ノルディックフィットネス協会アドバンスインストラクター。
健康運動指導士。企業、自治体でノルディックウォーキングや特定保健指導、介護予防教室、セミナー講師として活躍。個人でも定期的に教室を開講中
【ウォーミングアップに!】
[右から順に]
体側伸ばし。片方のポールを地面に着け、反対側をゆっくりじっくり伸ばしましょう
平泳ぎ。立てたポールに手をのせて上半身を前傾。平泳ぎの要領で肩甲骨回しを
ボクシング。ポールを立てて手のひらで押さえ、肩甲骨の突き出しと引き寄せを
振り子。ポールを前に立て、上半身は動かさず、片脚だけ左右に大きくスイング!
【疲れを残さないアフターストレッチ】
[右から順に]
ポールで支えつつ、片脚を反対側の太ももにのせ、前傾すると殿筋がぐーんと伸びます
ポールを握って膝裏へ固定し、背中を空に引き上げるようにしてストレッチ
ポールをかかと~膝の内側へあて、腰を下ろします。四股の要領で股関節が伸びるはず
ポールの両端を持って、腕をゆっくり上げ下げ。肩甲骨を動かして代謝をアップ
ポールがあれば、こんなふうにひねりを加えた肩伸ばしも可能。かなり効きます!
歩いたあと、何はなくてもやりたいふくらはぎ伸ばし。脚が太くなるのを防ぐ効果も!
次のページでは3タイプの歩き方をご紹介します。
フィットネス効果UP
3タイプの歩き方をマスターしたい
そのときの状況に合わせて、3タイプの歩き方を覚えておきます。基本はタイプ2、痛みがあるなら1、シェイプアップには3がベストです。
[右から順に]
タイプ1 膝が痛いときは普段より小股でOK
タイプ2 普通の歩幅は「ヘルスレベル」
タイプ3 大きな腕振り&大股でフィットネス効果UP
※次回はいよいよ結果発表!2ヵ月のノルディックウォーキングの成果は?
撮影/矢部ひとみ ヘア&メイク/渡辺真由美 スタイリスト/安部祐美
ノルディックウォーキング指導/堀江恭子(日本ノルディックフィットネス協会)
構成・原文/蓮見則子