HAPPY PLUS
https://ourage.jp/karada_genki/coldness/305891/

疲労回復、ダイエット、美肌・・・目的別効果的な入浴方法

入浴方法に気を配れば、もっとお風呂を効果的に使えます。3つの目的別の入り方を、入浴医学の第一人者、早坂信哉先生が指南します。

 

目的別
お風呂の入り方アドバイス

お湯の温度、入り方やタイミングを変えるだけで、目的達成につながるから、取り入れてみて。

 

疲労回復

40℃の入浴と30℃のシャワーを交互に

筋肉疲労には温冷交代浴を。お湯と水に交互につかる一般的な温冷交代浴でなく、40℃のお湯につかったあと、30℃のぬるま湯を手足にかける方法がおすすめ。血管の収縮と拡張が繰り返されて血流が促進、疲労物質の排出や、筋肉の修復が促されて筋肉疲労が解消。


温冷交代浴

40℃のお湯に3分間つかる
①最初にかけ湯をしたあと、40℃のお湯に3分間、肩までつかります

 

30℃のぬるま湯を手と足先にかける

②湯船から出て、30℃のぬるま湯を手と足先にシャワーで30秒ほどかけます。①→②を3回。最後はお湯につかってから上がります

 

ダイエット

入浴後のストレッチや、食後30分後入浴を

入浴自体に痩せる効果はありません。ただ、入浴後約1時間は代謝が高いので、軽いストレッチなどをすると効果的。入浴には血糖値を下げる効果もあるので食後約30分後に入るのもおすすめ。

 

美肌

42℃以上のお湯を避け、入浴後即保湿

入浴には新陳代謝を促す効果があり、美肌に効果的。基本の入浴法でOK。42℃以上のお湯は肌の潤いを奪うので避け、体を洗うときはゴシゴシこすらないこと。入浴後は10分以内に保湿を。

 

 

早坂信哉
早坂信哉さん
温泉療法専門医・医学博士
公式サイトを見る
Twitter Instagram

東京都市大学人間科学部学部長・教授。20年にわたり3万人以上の入浴を調査。お風呂や温泉の医学的研究の第一人者。著書に『おうち時間を快適に過ごす 入浴は究極の疲労回復術』(山と溪谷社)など

 

 

イラスト/二階堂ちはる 取材・原文/和田美穂

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

トラブルが出やすい肌におすすめのデリケート肌向けスキンケア! 期間限定でマイルドなモイスチャークリーム3本が付いたお得なセットが販売中なのでお見逃しなく!

PR
<前の記事

<前の記事
第3回/胃酸過多やイライラ…入浴法を変えれば不調は改善できる

次の記事>

次の記事>
第5回/コロナ疲れ、ストレス解消に効く「マインドフロネス入浴法」とは

この連載の最新記事

更年期の入浴やサウナの注意点とは? マイルドな「ミストサウナ」がおすすめ/入浴法の豆知識

第9回/更年期の入浴やサウナの注意点とは? マイルドな「ミストサウナ」がおすすめ/入浴法の豆知識

冬の浴室での死亡事故を防ぐ温度差対策の方法とは/入浴法の豆知識

第8回/冬の浴室での死亡事故を防ぐ温度差対策の方法とは/入浴法の豆知識

温泉が、家風呂より温熱・保温効果がアップする理由/入浴法の豆知識

第7回/温泉が、家風呂より温熱・保温効果がアップする理由/入浴法の豆知識

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル