お腹が鳴るのは空腹を知らせているのではなかった!? 目からウロコの真実を知って、楽なやせ癖を身につけましょう。
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
食べる時間編
38 お腹がグーッと鳴ったら、痩せるチャンス!?
鳴ってから1時間後に食べるのが正解!
お腹が鳴るのは、空腹を知らせているのでなく、胃が大掃除をしている最中というサイン。
「このときに食べて胃に食べ物を入れると、新たな消化活動を増やし、胃腸の働きを低下させます。ベストな時間は、お腹が鳴ってから約1時間後。お腹が鳴ったからといってすぐ食べず、それまで待ちましょう」
39 3時間おきの小食で、血糖値を安定させる
ちょこちょこ甘いものが食べたくなる人は、3時間おきに小食をとるのが効果的。
「1日の食事を5〜6回に分け、朝から夕食まで約3時間おきに、炭水化物を含む食事を少量ずつとります。血糖値が安定し、甘いものの誘惑からも解放されます」
40 「朝食は食べないと」の呪縛から抜け出す
“1日3食が健康によく、朝食は食べたほうがやせやすい”といわれますが、臨床現場では朝食を食べたほうがやせる人と、抜いたほうがやせる人がいることがわかっているそう。
「つまり体質によって異なるので、“朝食は食べないと”という呪縛から抜け出し、朝食を食べる、食べないを各1週間続けて体重を記録し、自分がどちらのタイプか調べてみて」
次回は、やせる食べグセ45の法則!【リセット編】41〜43をご紹介します。
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂