素敵女医の3人が、冷えやむくみにどのような対策をしているのでしょうか? 普段愛用しているレッグウォーマー、夜用ストッキングとあわせてご紹介します!
締めつけずに足首を暖めるシルクのレッグウォーマーを愛用
谷 祐子先生の冷えは、「首の後ろが熱くなり、手足が冷える」というもの。自律神経失調が起こりやすい体質のせいだといいます。
「外出の際にはストールを持ち歩くほか、マッサージボールで首筋や手をよく刺激しています。お風呂はシャワー浴を1日に2~3回。ジョギングや筋トレで汗をかいたあとは、必ずクールダウンしてからシャワーを浴びます。夜は早めに入浴し、10分程度湯船に。血行改善の目的で、炭酸入り入浴剤を愛用中です」
さらに足首を冷やさないよう、シルクの足首ウォーマーを愛用。はき心地がソフトで、足首の締めつけがないのがいいのだとか。
「むくみ対策として、ルルレモンのランニング用コンプレッションレギンスもはいています。脱水するとむくみやすいので水分補給もこまめに」
谷 祐子さん Yuko Tani
53歳 形成外科・美容皮膚科 広尾プライム皮膚科
余分な湿気が残らないレッグウォーマーを夏の冷房対策に
「冷えを感じるのは、手足と内臓です。足の冷え対策として、イオンドクターのシルクレッグウォーマーを愛用しています。軽くて暖かくサラッとした肌触りで、冷房の効いた夏でも快適に使用できます」と渡邊千春先生。
また、夏でも40~42℃のお風呂に水素入浴剤を入れて15分以上つかり、湯船では下肢のマッサージ、ストレッチをする、入浴後は白湯を飲む、足を高くして寝るといった工夫も。
「血行を促すため、定期的な運動のほかに、パワープレートに乗ったり、筋膜リリース機器のハイパーボルトなども使用しています。あとは塩分のとりすぎに注意して、しっかりと水分補給。塩分(ナトリウム)の排出を促すカリウムを多く含む食品、例えば生野菜のサラダのようなものを毎日食べるようにしています」
渡邊千春さん Chiharu Watanabe
54歳 皮膚科・美容皮膚科 千春皮フ科クリニック
睡眠中にリンパや血液の流れを促進するストッキングを着用
内臓の冷えに悩む有川順子先生が実践しているのは、お腹を冷やさないよう、貼るタイプの温熱シートを外出時に持参、または貼っていくこと。夏でも靴下をはき、はおるものも必ず用意してから出かけるそうです。
「もちろんお風呂では、毎日肩までお湯につかります。体を洗ってから10~15分湯船につかり、そのあとで髪を洗います。食事に関しては、夜に冷たいアルコールを飲むので、昼間は冷たいものは口にしないようにしています。
また、むくみが強いときには、足の血行を改善するギロファの夜用ストッキングを就寝中に着用しています。血行促進には、オイルで足の指先から太ももまでマッサージしたあと、ボールなどを使って腰・背・大ももの筋膜リリースをするのも有効です」
有川順子さん Junko Arikawa
53歳 皮膚科 有川スキンクリニック
イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/上田恵子