OurAgeアンケートで特に多かった「よくある不調」別に、今回は急に咳き込みそうになったとき、息苦しさを感じたときに効果のある手の反射区ケアをご紹介! 基本の「手もみ」ケアの方法はコチラから。
今回の話を伺った先生
看護師、英国ITEC認定リフレクソロジスト・アロマセラピスト。「コンフィアンサせき鍼灸院」でボディケアを行う。著書に『不調と美容のからだ地図』(日経BP)など
電車の中などで咳き込みそうになったときはここ! ほかに声をよく出したいときは喉の反射区、息苦しいときなどは肺の反射区や横隔膜ラインをしっかりとほぐしましょう。
親指の第一関節下を帯状に
手のひら側の親指の第一関節の下は喉の反射区。ここに反対の手の親指の腹を当て、左右に動かすようにして、帯状の部分を緩めるようにほぐします
横隔膜ラインをなぞって
親指を曲げた第一関節のとがった部分で、写真の横隔膜ラインを、人差し指→小指の方向に向けて、数回なぞります。心地よい圧で行いましょう
四指の下をクルクルと!
肺の反射区がある四指の下を、親指の腹を使い、人差し指→小指に向けて、小さく円を描くように刺激します。数回行い、柔らかくほぐします
甲を広く圧して腹筋を緩める
手の甲の中央部分は腹筋の反射区。ここに円を描くように広い範囲を刺激します。腹筋を緩めると咳の症状がやわらぎます
撮影/フルフォード海 構成・原文/山村浩子