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腰痛や膝痛の治療中に気を付けるべき大切なこととは?/下半身の痛みQ&A

腰や膝が痛くて治療しても、なかなか治らない、とか治っても繰り返し痛めるなんてことはありませんか? そんな人は、ふだんの体の使い方に目を向けてください。整形外科医で米国国家認定ピラティス教師である武田淳也さんに聞きました。

Q. 腰や膝の痛みの治療で大切なことは?

A. 体を正しく使うことです

腰でも膝でも、痛みの原因となるのは、日常生活における間違った体の使い方にあります。その改善なくして、痛みはよくなりません。解剖学的に体の構造に沿った無理のない動きは、機能的に優れ、しかも見た目にも美しいものです。

 

まずは椅子から立ち上がるときや、重い物を持つ姿勢から改善していきましょう。小さなことですが、積み重なれば、腰や膝への負担が大きく軽減されるはず。

 

椅子から立ち上がるとき

椅子から立ち上がるときの正しい姿勢/イラスト

椅子から立ち上がるときは、手をももに置き、後頭部から骨盤までのラインを真っすぐに保ったままが正解

 

椅子から立ち上がるときの悪い姿勢/イラスト

背中が丸まった状態で立ち上がると腰に、つま先と膝の向きがそろっていないと膝に負担がかかるので、要注意

 

重い物を持つとき

重い荷物の正しい持ち方/イラスト

重い物を持つときは、腰を下まで落とし、膝をつま先の方向と合わせて曲げます。骨盤を物に近づけます

 

重い荷物の間違った持ち方/イラスト

しゃがまず、腰をそのままの高い位置で上体をかがめて物を持ち上げると、腰や膝に大きな負担が

 

 

武田淳也
武田淳也さん
医師、米国国家認定ピラティス教師
公式サイトを見る
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「整形外科 スポーツ・栄養クリニック」(福岡、東京・代官山)理事長。日本で初めて医療にピラティスを取り入れ、独自の「カラダ取説」プログラムの普及に尽力

 

 

イラスト/かくたりかこ 構成・原文/山村浩子

 

 

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