こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
10月にしては暑い日が続いていた矢先に、考えられないような大型の台風。被害も尋常ではなく、しかも広範囲にわたり復旧には時間がかかりそうです。被災された方に何かできることを探しつつ、これから行動していこうと思います。
被災された方はもちろん、このような状況を毎日報道等で目にすると、「不安」な気持ちが大きくなって眠れないという方もいます。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
今回は、寝る前に不安を感じた時の対処方法を3つ挙げました。
不安になるとドキドキして、目がさえてきますよね。本来なら副交感神経を優位にして、おやすみモードになるわけですが、気になることを考えたり、感じたりすることで、交感神経が優位になります。
そのスイッチを切り替える3つの方法とは、
1.呼吸
2.カラダをゆるませる
3.笑う
です。
1.呼吸
焦っている時に「深呼吸して」とよく聞きますが、人は緊張するほど、呼吸が浅くなります。できるだけ意識して呼吸をしてみてください。不安なこと、怖かったことなど、気になることは大抵、夜、目をつぶると頭に浮かびます。そんな時は、「鼻から吸って、鼻から吐く」。これだけのことに集中してください。
他のことが浮かんでも、また呼吸に意識を戻します。ザワザワしていた気持ちが、だんだん落ち着いてきます。
2.カラダをゆるませる
ゆるませる方法はたくさんありますが、簡単な方法をひとつ。
「両手で握りこぶしを作り、5秒間思いっきり両腕全体に力をいれます。そのあと力を抜いて20秒。次は両足も同じように突っ張って力をいれて5秒間。脱力して20秒。これを3、4回繰り返します」
不安が強い時は、自分が過緊張になって力が入っていることに気づきません。あえて力を入れて、その余計な力を抜く。力を抜いた時には、じんわりと血が巡り、暖かさを感じます。
3.笑う
あえて笑ってみる。本当に面白くなくてもいいんです。寝る前に横になって電気も消して、急に不安な気持ちが襲ってきたら、「口角を上げて、ニーッて笑ってみる」。脳は本気の笑いもウソ笑いも区別しません。こうやってニーッてしているうちに、セロトニンなどのハッピーホルモンや血流が増してきます。それに、笑いながら不安なことを考えるのは難しいですからね。
この3つは不安な時のおまじないだと思ってください。
もし、不安そうにしている方が周りにいたら、そっと教えてあげてくださいね。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ