こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
依然として新型コロナは落ち着かず、各種イベントの中止、リモートワークと、普段通りの生活がなかなかできず、どうしても家にいる時間が増えてきました。
塞いだ気持ちになりがちですが、せっかく家にいるのであれば、ここは気持ちを切り替えて、家の中の生活を少しでも快適にしてみてはどうでしょうか。
たとえば、いつもはあまり手をつけない「押し入れ」（またはクローゼット）の寝具を整理するのはどうでしょう？
ちょうど冬物との入れ替えもそろそろできますし、まずは押し入れから、すべての寝具を取り出して、処分するものやリサイクルできるものに分け、さらに点検を兼ねて、干せるものは干してみてください。
押し入れも、いっぱいに詰まった状態だと風通しも悪く、これから湿気が増えてくる時期にカビなどの心配もありますから、数日空にすることも必要です。
ふとん屋の娘の私が言うのも変ですが、お布団も使ってナンボですから、必要なものを見極めてほしいです。
例えば「客布団」。頻繁にお客さまが来て、いつもどなたかがお泊りになるような家でしたら、客布団もローテーションできて、その役目も全うできるでしょうが、年々、家族構成が変わり、頻繁に遊びに来ていた子どもや親が来なくなり、なんとなく使わなくなった寝具がそのままというお家も少なくありません。
寝具は、「いつか使うかも？」と思うことで、先延ばし、先延ばしされてきて、しまいには何十年も使わないままの布団が押し入れを占拠することになります。
今は客布団のレンタルも数多くありますし、急な対応もしてくれます。もちろん夏用、冬用の季節対応もあり、枚数調整もできますから、何枚もお客様用に置いておく必要がなくなります。
実際この冬、私は客布団用の羽毛ふとんを自分用に切り替えました。
最初は自分用の羽毛ふとんを新調しようかと考えていましたが、ちょうどクローゼットの整理をしていて、大きな羽毛ケースを見て気づきました。
羽毛ふとんは5年くらいで一度確認して、必要に応じてリフォームやクリーニングに出します。使っていないうちに劣化してくるものもありますし、できるだけ気持ちよく毎日眠るためにも、寝具の見直し、また有効活用の検討が必要です。
前回のコラムにも書かせていただきましたが、良い眠りは免疫力を強化してくれます。この時期、家にいて家族の健康を守るため、また気分よく眠り、日中過ごすためにも、ぜひ寝具の見直しをしてみてくださいね。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ
