こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
「おやすみ」は「おはよう」から始まる。と、セミナーなどでいつもお伝えしていますが、質の良い睡眠を本当にとろうとするなら、日中の活動がとても大事になります。そして、その中でも一番大事なのが「朝」の過ごし方です。
朝の過ごし方を間違ってしまうと、夜の睡眠効果をうまく得られません。そもそもお寝坊さんで昼起床の人は、実にもったいない!としか言えません。すぐにでも朝型に切り替えて欲しいものです。
では、夜しっかり眠れるための朝の過ごし方をご紹介します。それは‥‥
「朝9時までに窓際で朝食を」
えっ、これだけ? と、思われる人もいるでしょうが、実はここに大事なポイントが3つ含まれています。
・毎朝、平日休日問わず同じ時間に起きる
・朝食をとる
・朝日を浴びる
この3つは体内時計を整える行動です。
体内時計は毎日少しずつずれていきますが、朝の太陽の光でリセットされるので、その誤差を修正しながら人は生きています。そのため、家にいる時間が長くなり、会社に行くとか、この時間に何かをする!ということが減ると、生活リズムが狂ってしまい、夜の睡眠も後ろにずれがちになります。
そこでまず朝日を浴びることで、脳が刺激を受けメラトニンを抑制し、時差をリセット。さらに約16時間後に眠くなるタイマーが作動し始めます。そして朝食をとることでカラダにスイッチが入り、体温が上昇して活動モードへと切り替わります。
平日、休日問わず毎日同じ時間に起きるのは、体内時計のリズムを崩さないためであり、ルーティン化することでカラダが楽になります。
外に出て散歩しながら朝日を浴びられればより良いのですが、なかなか毎日は難しいので、できるだけ窓際で陽にあたりながら朝食をとるようにしましょう。これだけのことで、3つのポイントはクリアできます。多少天気が悪くても平気です。
朝のスタートを大事にして、一日を活動的に過ごし、夜はゆっくり眠れるようなそんなサイクルを身に付けて欲しいものです。
では、今宵もよい眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ