毎日来るはずの「お便り」が来ない…。それは「腸」のせいだけじゃなかった!
こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
ふと耳に入った女性同士の会話、こんなお声が聞こえてきます。
『私は1日1回、ほぼ毎日』『私は三日に1回くらいかな』『えー、私は1週間ぜんぜんダメな時もあるの……』
そう「お便り=お通じ」の話です。最近では腸内フローラなんて言葉もよく耳にしますし、なにより腸活に励む方も増えて、発酵食の研究もしている”腸推し”の私としては、とても嬉しいかぎりです。
そのお通じも睡眠とは深い関係があります。
睡眠が良くとれていない人に「便秘」が多いからです。
睡眠時間がとても短い人や、睡眠に問題がある場合、特に女性は、「機能性便秘(一般的な便秘:生活習慣や食生活が起因)」になる人が多い、という研究結果があります。
カラダからのお便りになる「便」は、主に夜作られます。
食べ物を口にしてから、自分のカラダの外へ排出されるまでの時間はおよそ24~48時間とされていますが人それぞれの生活習慣や食事内容、運動、さらにストレス状況によって便通の回数や間隔は変わってきます。
でも、カラダの持ち主が、遅くまで起きていて、しかも眠る間際までダラダラ食事をしていたらどうなでるでしょうか?
まずは、胃の中にあるものをせっせと消化しなくてはなりません。カラダの中では各消化器官が、新しく入ってきた食事をエネルギーに変えようと必死に働きます。そのため内臓が休まらず、本来寝ている間にはかどるはずのカラダ全体のメンテナンスも後回しになり、睡眠の質の向上も望めないでしょう。
夜は「陰」の時間です。
東洋医学的には内臓を休める時間であり、血をつくる時間です。
ですから、食事はできるだけ眠りにつく3時間前までに終えて、眠る時には胃を軽くしてから寝ること。
そうすれば、朝のお便りが届きやすくなります。
来ないとさびしい…というよりツラい!、のがカラダからのお便り。毎朝届いてほしいものです
さらにすんなりとお便りをいただくには、「朝食」が鍵になります。
絶食(前日の夕飯から朝ごはんまでの時間)が長いほど、内臓器官も休まります。
休んでいた内臓に「さっ、働く時間ですよ!」と教えてくれるのが朝食です。
朝になったことをカラダに知らせる大事な朝食が腸を働かせ、お便りをすんなりと届けてくれるはずです。それには前回ご紹介した「お味噌汁」がとてもいいですね。さらに水分補給も。午前中にたっぷり水分を摂ってくださいね。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ