こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
フランスの自然主義の作家であり詩人のギ・ド・モーパッサンは、
「ベッドは我々の全生涯を包む。というのは、我々はベッドで生まれ、生活し、そこで死ぬのだから」といいました。
確かにそうです。私は布団屋の娘だからなのか40歳の時に引っ越しを契機に初めてベッド生活になり、ベッドデビューはほんとに遅咲きでしたが、今ではすっかりベッドで寝ています。
さて? そう考えると人の一生の中でベッドは何台必要になるんでしょう。
生まれた時に初めて使うベビーベッドは、成長著しい時のため、ほんの僅かしか使わない一生の中でももっと短命なベッドといえます。
通常使いのベッドであれば、だいたい10年から15年くらいが寿命といわれますが、今どきのベッドは性能も耐久性もあり20年くらい持つものもあります。
それなりのお値段がするベッドですが、表裏上下とまんべんなくマットレスを定期的に置き替えたり、プロの方にマットレスのメンテナンスをお願いしたりと手をかけ、ベッドパットを使用するなどして、ケアや整備をすると、やはり持ちは各段に違ってきます。
ですがやはりそこは消耗品ですから、なんとなくこの頃眠りに満足できないなぁと感じたら、ベッドの買い替えを考えてみるのも改善策のひとつではないでしょうか。
ベッドはその躯体とマットレスがありますから、傷み具合によってマットレスだけの交換でも構いませんし、もう少しゆっくり眠りたいからと大きめにするためにベッド自体を買い替える場合もあるでしょう。
たとえば、こんなことがあったら替え時かも?
• 起きるとカラダが痛い……マットレスに「自分型の凹み」ができていませんか?
• 寝返りがうまくできない……筋力の衰えが原因かも? サポートしてもらえるマットレスに
• 肌トラブル(痒み、不快感とか)……長年使うと衛生面の問題も出やすくなります
• 寝ていて不安定……寝返りの度にきしむ、傾くなど
この先あと1、2回の可能性が考えられるベッドの交換ですから、今後の暮らし方や体調のことも考えて、どんなものが自分に合うのか、そして何より大事なのは「心地よく眠れるかどうか」で、決めたいですね。
では、秋の夜長、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ