こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
朝、目覚めて一番先に手にするもの、もしくは手に触れる寝具以外の物ってなんでしょうか?
目覚まし時計?
カーテン?
パートナー?
もしかすると多くの人は「スマホ」と答えるのではないでしょうか。
「えっ、何か問題でも?」と思われるかもしれませんが、前提としてスマホは寝る時に枕元、いや寝室から別の場所に置いておく方がいいというお話しです。
睡眠計測のアプリなどを利用するために、枕元に置いて、まるで添い寝をするかのようにしている方もいるかもしれませんが、知らず知らずのうちにスマホが私たちに与える影響を少し考えてみましょう。
夜間、何気に目が覚めてスマホで時間を確認する癖はないでしょうか。それだけにとどまらず送られてきた未読のLINEやメールについ目を通してしまって、気がつけばすっかり目が冴えてしまったなんてことも。
周囲が暗い状態でスマホをみると、その光の影響は増し、私たちを覚醒させます。
寝る時間なのにわざわざ自分を起こしているという逆効果の行為になるわけです。
さらにこれ、不眠を引きおこす原因にもなります。眠れなくて何度も何度も手元のスマホで時間を確認していると「あー、まだこれしか時間が経っていない」「こんなに眠れていないと明日大変!」と自分を追い込むことになりかねません。
あえて時間の確認は必要ありませんし、意識する必要もありません。
では、何を使って起きればいいの?というご質問もありそうですね。
寝室からスマホを追い出すわけですから、寝室には他に時間を知らせるものが必要になります。できれば光が常灯しないもので、アナログ的な目覚まし時計や光目覚ましなどがいいいかもしれません。
光っていつでも見られるものは、スマホと大差なくなってしまいますからね。
それにスマホは電子機器です。国際基準があるとはいえ、微量かもしれませんが常時電磁波を発していますし、近くで長期間その環境にいることで頭痛や倦怠感などもあるようですから、わざわざ置いておかなくても良いなら、夜はスマホと距離を置く生活にしませんか。これだけでなんだか目覚めがいいという方もいるぐらいです。
睡眠の質向上を目指すなら、まずスマホのとの添い寝解消を。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ