えっ、セーター着たままで寝る? ん、コートのまま? あれ? 帰宅して着替えてないよね? と、韓国ドラマあるあるな気もするのですが、寝装に着替えずベッドに入る、そんなことが気になった方いらっしゃいませんか?
私的には、日本でパジャマを着て眠る人も減っている気がしますが、それ以上に韓国ではあまりパジャマを用意することなく、特に男性などはスエットやジャージで寝ることも多いと聞きました。
「ところ変われば品変わる」ではありませんが、カルチャーが違えば、その風習も違ってきますし、季節や温度環境の差もあるでしょうしね。
ただパジャマに関していえば、寝るためのユニフォームとして、もっとも適した服装なわけですし、その機能を持って作られているので眠りの質が良くなるのをサポートしてくれるのは間違いないと思いますので、活用してくださいね。
許せる習慣、許せない習慣
寝装や寝具の習慣の中でも、ふとん屋の娘だからなのか、それとも親もそう育ってきたからなのか、どちらかわかりませんが、絶対にしないのは「枕に座ること」。
「枕ってクッションと同じだから、自由に使うし、足に挟んだり、座布団のようにも使うよ」と、いう方もいますが、やはり枕には座れません。
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さらに言うと、敷いた布団の上を歩くこともありません。
自分用や家族の布団に限らず、客人用に敷いた布団は絶対に踏まないのは厳しく言われていました。
そのためか修学旅行に行って、初めて枕投げをして、布団の上を走り回れず逃げ回るのは(旅館のみなさんごめんなさい)かなりの背徳感ある場面でした(笑)
枕は頭を乗せるもの。
そこにお尻を乗せてはいけない。
そう、言われて育ってきましたからね。
特に明治生まれの祖母は厳しかった。
昔、嫁入り道具のひとつとして、寝具は大事に扱われてきました。良い寝具は丁寧に扱う事で長く使えて、そして繁栄をもたらす意味があってのことでしょう。
使い捨ての時代ではありますが、少しだけでもご自分の疲れたカラダを癒す大切な場所として、寝具を見直して手入れしてみてはいかがでしょうか。
そして手入れのされた寝床は、ぐっすり眠れて幸せな気分にさせてくれますよ。
では、今宵も良い眠りを。
眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコでした!