ボー、ボーっと心地よい汽笛が響いて、出港のドラが威勢よく追いかけてくる。
さて、さて、横浜を出港します。
と、いうわけで今回は急遽、船旅に出ることになり、船旅と船内での睡眠についてちょっと考えてみました。
旅行に行くには、車や鉄道、飛行機となりますが、選択肢のひとつとして船もありますよね。船の良いところはゆっくりと目的に行くことができて、さらにその道中さえも楽しめるということ。
飛行機のファーストクラスや旅目的の高級列車などには個室として使える専有部分がありますが、そこは部屋もしくは食堂的な部分だけ。そのほかにエンターテイメントや運動、遊ぶところ、美を磨く、さらには読書やおしゃべり空間と、用途に合わせてさまざまな空間を自分で選べるという利点は、船旅だからこそといえるでしょうね。
特にOurAgeマダム世代には良き旅の方法だと思いました。
ご夫婦で乗船しても、好みの合うショーや寄港地ツアーなどはふたりで参加したり、「じゃ14:00時にアフタヌーンティーは、ここで待ち合わせ」なんて、デート気分も味わえるでしょう。あとは、ひとり時間で昼寝もよし、運動やお風呂、エステなど食事以外は別行動も可能でしょう。
また、高齢のお母様と娘さんでの乗船も多い印象でした。たとえ杖や車椅子でも船内であれば移動に困りませんし、スタッフの方々もお手伝いしてくださいます。
乗船前にアレルギーの有無も確認し、毎食ごとアレルギーについて聞かれます。旅することがだんだん難しくなった人やそれをサポートすることに不安がある方も、船旅ならご自分ペースでそれぞれが楽しむ事ができます。
そして、おひとりさま。
これすごくいいですね。
誰かに合わせることなく、自分でスケジュールを立てて行動できますし、何かのアクティビティに参加すれば自然とお仲間ができて、顔見知りとなり、「昨日はどうも」「よかったらお茶でも」なんてことも。袖触り合うも多少の縁の言葉通り、少なからず同じ船に乗った縁ある方々ですから、どこから来て、何をしているのか、歳はいくつかなども関係なく、場合によっては名前さえ名乗らずとも、気持ち良い関係性を作ることできます。
さらに言えばご自分の趣味、例えばカメラとか社交ダンスとか、そういったつながりから乗船している方々は、さらに新たなお仲間と出会い、次の計画を立てるなんてこともあるようです。
そう考えると、重い荷物を持たず、安心して快適に目的地まで移動ができて、さらに美味しいお食事がいつでも食べられる。その間もひたらすら遊び回り、充実した時が過ごせる。これ、ハマるのも納得です。
海外船も多く入港していますし、地方港がクルーズに入って短い日程での旅もありますから、ちょっとお試ししてみるのもいいかも。
では、今宵も良い眠りを。
眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコでした!