船旅の心配は「揺れ」?
前回の続きとして、船旅のことで心配になるのは「揺れ」ではないでしょうか。
特に船旅に慣れていない、しばらく船自体に乗っていない方にとっては、酔ったらどうしよう? 具合が悪くなって楽しめないのでは? などと心配になるは当然です。
ただ、船は海の上ですから少なからず揺れはあります。気象条件にもよりますが、時化もあるでしょう。私が乗船した時は、湾を出て外洋に出た途端に波が結構あることが予測されていたため、キャプテンから注意喚起と酔い止めの薬を早めに飲むようにアナウンスがありました。
我慢しないで早めに服用しておいてね。のアナウンスに「どんだけ揺れるの?」と、正直ビビりました。
お言葉は素直に受け止めて、出港前に服用。
今どきの酔い止めは効能が良いのか、確かに外洋では歩くと右に左にと持って行かれるくらいの揺れでも、気分良く、ちゃんとあちこちで遊んでいました。酔い止めは御守代わりに持っていかれた方がいいですね。
船で眠る時にあって良かったもの
今回の船旅でアレコレ用意したものはありますが、夜眠る時に持って行ってよかったものをご紹介します。
1.パジャマ
乗船のしおりにも書いてありましたが、客室には寝装がありません。ホテルのように浴衣だったり、ストンと着るタイプのパジャマもありません。
どのようなものを持参するか正直、悩みました。
荷物を最小限にするなら、コンパクトにできそうなスパッツとロンTなどで代用も考えたのですが、やはりいつも使っている柔らかい長袖長ズボンのパジャマにしました。
理由として、普段と同じものを着ることでの安心感、さらに室温対策です。
旅に出たり、場所が違う場所だと眠れない人もいますが、普段のものを使うことはルーティーンとなり睡眠儀式的にもとても効果的です。さらに冷えなどに対応でき、無理しがちな旅でしっかり眠る時には眠るユニフォーム=パジャマが最適です。
今は疲労回復などの効果のあるパジャマなどもありますから、旅の疲れを溜め込まないように選ぶのもひとつかもしれません。
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2.耳栓
客船はエンジンを切ることはなく、なんらかのモーター音がしたり、風で何かが当たる音や水栓の音などさまざまな音が場合によって一晩中聞こえることもあります。部屋の設や位置、それに気候にも左右されますが、実際のところ、その場で過ごさないとわかりません。
充電式の眠る時専用の耳栓を持参し、眠る時はつけたままにしていましたが、しっかり音が気になることはなく、朝までゆっくり眠れました。
音に敏感な方は特におすすめです。
3.ピロースプレー
実は今ピロースプレーを開発中です。
日々あーでもないこーでもないと考えている試作品を持参して、自分の手ぬぐいを枕カバー代わりにして、そこにシュッと。
好きな香りはそれだけでかなりホッとします。
4.アイマスク
これも部屋にもよりますし、また同室を使う方との環境にもよりますが、船の中で、あまりにも真っ暗にして揺れなどで見えない時に不安なのであれば、アイマスクを使って光を遮断するのはいいと思います。こういう時は使い捨ての方が楽かもしれません。
枕の交換などは、部屋によってや船会社によって行っているところもあるようなので、気になる方は事前に確認してみてください。
眠れないと、それだけで旅がパワーダウンしてしまいます。安心して眠るためにも、荷物にならない程度にお気に入りのものを持参するのはアリだと思いますよ。
記事が続きますあとは船内、カジノや夜食があったり、Barでアルコールなども遅くまで飲むことも可能です。なにせ食住遊が接近してあるわけですから、くれぐれも眠る間際までの飲み過ぎ食べ過ぎ、はしゃぎすぎには注意ですが…でも楽しい船旅では、なかなかねぇ。
Bon Voyage! 今度はいつ行けるかなぁ。
では、今宵も良い眠りを。
眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコでした!