去年からスタートしたクラシックカーイベント「Automobile Council」。
2年目を迎えたこの夏はおかげさまで昨年の倍近い3万人のお客様がいらしてくださいました。
このイベント、某大手企業を定年退職した我がパートナーが関係しています。
スティーブン・ジョブス氏が学生時代に自宅ガレージで仲間と集まってMacの基礎を開発し、アップルを起業したのは有名な話ですが、今回は我が家のリビングに60歳前後のおじさん達が週に一回集まって、「日本の自動車文化を育む」という壮大なミッションの元、今までにない視点のクラシックカーイベントをスタートさせました。
新しい物を生み出すには凄まじいエネルギーが必要ですが、おじさん達が毎回熱い議論を交わしながら、一つ一つ作り上げていく姿は側で見ていて素敵でしたし、とても楽しそうでした。
正に「クリエイティブ」はこのコラムのタイトルのように「キラキラの源」ですね。
イベントは全国のクラシックカー販売店が参加するだけでなく、内外の自動車メイカーが参加し、自社の歴史に光を当てます。例えば今回のマツダの「ロータリーエンジンの50年」というテーマの会場は展示物の質の高さ(ハード面)だけではなく、お客様に行う解説(ソフト面)も素晴らしいものでした。解説者全員が本社のある広島から来ていたのですが、その歴史に携わった本人が語る言葉以上に説得力のあるものはありませんよね。
また「映画、車、音楽」というブースも好評でした。例えば映画「グランブルー」ではジャン・レノ演じるエンゾが運転するフィアット500が登場しますね。そして深い神秘の海中を表現するレリック・セラのテーマ曲が印象的です。「男と女」にはムスタング、そしてフランシス・レイの名曲などなど、それらが関連付けられ展示されています。
休憩所はB&Bやカッシーナなどイタリア高級家具が置かれ、スプマンテやカフェをサービスしてくれます。
特別クラシックカー好きでない女性でも存分に楽しめる空間を提供しています。
私は来年の8月の一週目の金土日もこのイベントに詰めています。
ぜひ皆様もいらしてくださいませ〜。
そして来年は我がThe Fujiyama Sistersが会場で歌う予定です。